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以前「ファッションとスタイルと“STYLE from TOKYO”」という記事のなかで、“ファッションの本質/醍醐味は着るひとによるカスタマイズだと思う”みたいなことを書いたのだけど、それってこれからの自動車や家電製品、モバイル端末すべてに言えることなんじゃないのかなと思っています。

ソーシャルメディア関係のニュースで、面白い記事を見つけたのだけど、この記事でホントに重要なポイントは、もしかすると“mixi”なのではなくって、“お仕着せがイヤ”っていう時代感覚なんじゃないかと思ったりする訳です。

・「ミクシィで仲間100人集めて、家作っちゃいました」 from 日経ビジネスonline

■素人100人以上がリノベーションに関わる
河田氏は、2005年、この築30年の家屋を定期借地権で借り受け、自らの手で内装をほぼすべて設計し直し、改装した。いわゆる、セルフリノベーション物件である。

 

ただし、その手法は、一般のそれとは随分異なる。実はこの物件、河田氏がインターネットのSNS(ソーシャル・ネットワーキング・システム)サービス「ミクシィ」で知り合った100人以上のボランティアと共に、約2年の歳月をかけて完成させたものだ。

 

 

築30年以上の元牛乳屋の3階建家屋。素人100人に手伝ってもらったというインパクトも確かにすごいんですが(笑)

高橋源一郎の小説で「シロガネーゼなんていないんだよ、それに憧れをもつ普通の主婦が雑誌を読んでるだけなんだよ」みたいなセリフがあるのですが、だとしたら“普通”っていう側面を取り上げることのメリットを最大限に活かしたのが、昨今のファッション雑誌における“ストリートスナップ”っていうものなのかもしれません。
ただ、ただの“普通”というのは広告的にもコンテンツ的にも成立しづらい。
個人的に最近思うのが、“たいしたことない人達の、たいした生活”っていうもの。実はこれ、ある写真集の帯に書いてあったのですが、強烈な存在感というか生活臭が“普通”にはあって、見落としがちな面白さのひとつなんじゃないかなと思ってます。

 

 

都築響一はトークライブにも行ったことがあるのですが、ほぼ下ネタでした。あれだけ博学になって下ネタを嬉々として語る方も珍しいとは思いますが、非常に楽しかったです。
話逸れたけど、“普通”がこれからは面白いんじゃないかな。もちろんそれは、“ただの普通”ではなく。

 

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