自分が着るものにはあまりこだわりはありませんが、ファッションそのもののほうに興味はあって、ファッションの本やデザイナーの本なんかは読んだりします。パリ・モードの本は結構面白くて、↓のパリ・モードの200年という本は、割と有名な本みたいです。ボロボロなのは、古本屋で買ったため。

 

パリ・モードの200年Ⅱ(南静)

 

シトウレイというモデルでフォトグラファーなおんなのひとがいるのですが、彼女のSTYLE from TOKYOというブログは見ていてとても面白いです。

 

STYLE from TOKYO

 

原宿は世界レベルでもファッション最先端の街だそうで、パリコレのブームと原宿の流行との関係を研究しているファッションエディターもいるらしい。でもシトウレイのブログを見るたんびに、ここで生活しているひとは流行とか最先端とか、そういうものを目指しているわけではないように見えます。みんなとてもいい顔をしていて、気持よく暮らして、友達と飲みに行ったりライブを観に行ったり、ものすごく贅沢をしているわけでもなく、たまの背伸びに高いケーキを買って帰って恋人と食べるような、そういうひとたちのような気がする。

ビジュアル系やロリータ系も世間や雑誌の見解ではキワモノ?扱いされているような感覚が僕にはあるけど、ファッションって本当はただの布きれでもなければ戦闘服でもない。もっと他の何かだと思う。それがそのひとのスタイルということなんだろうね。STYLE from TOKYOに登場する人たちは、自分なりのベクトルをもって洋服を選んで、着方をカスタマイズして着こなす。ハイクラスブランドのデニムにファストブランドのワンピースやジャケットをさらりと合わせてしまう。そのやり方が、僕にはとても楽しそうに見えます。

 

ここ名古屋は、いわゆる名古屋嬢という様式が有名なのだけど、僕の住んでいる大須近辺は古着屋や洒落た雰囲気のひとが割と多くて、休日ぶらぶらするだけでもとても面白いです。

加えて言えば、ストリートスナップというのもある意味象徴的な手法で、ストリートスナップ特集が、ここ10年で雑誌の目玉コンテンツのひとつとして確立してきたことを踏まえると、消費の主権は本当の意味でユーザー側に移行しているんだなあと思います。本人たちはそんなことどうでもいいのだろうけど、それが原宿という街のスタイルなのかもしれません。

 

ついき:

ちなみにシトウレイってさっき打ち込んだとき、誤変換で“詩と憂い”って出た。なんだか艶っぽくてよい。