部署柄か究めたがる性格なのか、1日で常人では考えられないくらい大量のウェブサイトを閲覧しています。

 

自分の場合は写真や映画がそうだったのですが、ウェブサイトも同様で、大量のウェブサイトを閲覧するとどこに構造上の問題点があって、どの仕様が優れているか、といったポイントはある程度指摘できるようになるものです。

これまで、ウェブサイトのユーザビリティ調査やデザイン案はそういった“職人的なもの”もしくは、被験者の目線を特殊なカメラで追いかけるアイトラッキングのような“技術偏重”なもののどちらかであったように思います。

が!先日、ものすごいツールを発見しました。その名もUserHeat。ウェブサイトの訪問者が、どういう目線でページを閲覧しているのか、どのポイントに注目しているのかが分かる優れモノなのです。

 

 

あったかそうなサイトですね。

 

専用のコードをウェブサイトの内部に張り付けるだけなので、とても簡単です。

こういったものが出てくると、試験サイト~効果測定までのサイクルも徐々に速まっていくような気がします。私見ですが、ウェブサイトのデザインって、誰しもが“いかにもウェブサイト”のようなデザインにする必要もないような気も。

ウェブデザインは、その前史として平面媒体のデザイン史という背景があるから、そこから逸脱して新しいものが生まれにくい環境があるのかもしれません。

 

 

話変わりますが、↑バウハウス出身の作家、マルセル・ブロイヤーがつくった有名な椅子です。後に木の椅子も制作し始めるのですが、この構造すごいなあといつも思います。

 

Apple社のOSやWindowsVisaは、タスク画面の管理に、縦横だけでない“奥行も使う”という考え方を採用し始めていますよね(結構前からですが)。UserHeatのようなツールが、直接的にではなくとも、そういったきっかけにでもなればいいなあと思います。これまでとは全く違うデザインの方向性になれば。