Zineを作ろう!と思い立ったので、「そもそもZineって何よ」というところから制作までやっちゃおうという連載企画。余談ですがまだまだ作りませんよ。というわけで第5回のテーマは「国内Zine事情」って感じで。日本の面白そうなZineとか販売方法をご紹介。

 

 どうやって販売するか

Zineをつくっても、全くオープンにしないひともいます。もともと個人の趣味の延長だから。でもせっかく作ったZineはいろんなひとに読んでもらいたいもの。交換できるイベントに参加するってのも手だけど、売る方法としてはどんなのがあるのか気になったのでメモ。大きくは下のような感じだろうか。

 

◯本屋、雑貨屋、アパレルショップで

実際にZineが良く売られてるお店に持ち込んで販売する方法。これが一番ベタかも。最近では本屋だけじゃなくってオシャレなカフェとか雑貨屋にもあるので、そのあたりは交渉なのかな。ちなみに通販でZineが販売されてるお店を調べてみました。てか買ってしまいそう。

 

・BooksDANTALION

・PERCEPTO MUSIC LAB

・CRACKERS

※グラフィティ専門SHOPのようでスプレー缶なども多数

・NOT PILLAR BOOKS

※ライブ会場とか普通の本屋じゃ行かない場所で販売する本屋さん

・ON READING OnlineShop

※名古屋の面白い本屋さんで、リトルプレスもやってます

・恵文社一乗寺店

※京都では知るひとぞ知る本屋

 

◯BCCKSなどのウェブサービスを使う

好みの段組みにできない可能性はあるものの、ウェブサービス上でデータとして販売することもできます。BCCKSはユーザー参加型の書籍作成サービス。レイアウトを選んで、写真とテキストを入れるだけでウェブ上の本がつくれます。なお公式アプリでも閲覧できます。 有料販売の方法はこちら。

 

・BCCKS / ブックス

 

◯アプリ化して配布する

どこまで本気かによりますが、iPhoneやiPadその他端末向けにアプリ化しちゃうのも手かもね。一番シンプルなのは、AdobeのCreativeSuiteシリーズのInDesign、Digital Publishing Toolなどで制作して、AppStoreとかで公開する流れ。Adobeのツールに関しては、下記をご覧下さい。

 

・電子書籍に関する最新情報(Adobe Design Magazine)

・ チュートリアル用のiOSアプリ(Adobe Digital Publishing Tool Guide)

 

電子書籍関連はハウツー本がたくさん。デザインと合わせて勉強したいところ。

 

 

 DANTALIONさんでGET

以前の記事にも書きましたが、中崎町のBooks DANTALIONさんで手に入るものから、何となく惹かれたZineをご紹介。

 

◯ 212.MAG:♯22

ニューヨークのストリートを現場感覚鋭くまとめたフォトマガジン。膨大な写真と編集力。もはやZine以上。特集も安易なラッパー紹介とかではなくって、グラフィティクルーやストリートのなかで生まれた新しい取り組みを伝えています。

 

212.MAGはニューヨークのリアルなスタイルを日本のみんなにも伝えたいという想いから生まれた。そこから毎号、編集長自らが現地へ出向き、独自の視点で”ニューヨーク”をとらえ、それを写真を通してダイレクトに誌面で伝えている。リアルなストリートのスタイルを伝えると同時に、その背景にある”文化”や”街”、”人々の暮らし”を伝える事が出来るメディアを目指している。

 

 

今号の特集は「HUNTS POINT」です。サウス・ブロンクスに位置するハンツポイントはたくさんの工場が密集する工業エリア。工場の壁面には色鮮やかな壁画=ミューラルが至る所に描かれており、半径2kmにも満たないこの小さな街は、たくさんの”芸術”で溢れている。

ハンツポイントにあるミューラルの中でも、特に多く目にするのが「TATS CRU」によって描かれているものだ。ニューヨークのグラフィティシーンを今まで数十年支え続け、現在も第一線で活動し、世界的にも有名な彼らだが、ここハンツポイントは「TATS CRU」がオフィスを構える場所であり、彼らにとってここは”庭”のような所である。

ニューヨークを見渡せば、「再開発」という名の高層ビル建設や区画整備が至る所で行なわれており、街は物凄い勢いで様変わりしている。しかしここ「HUNTS POINT」は高層ビルはおろか、オシャレなカフェすらなく、開発の波から取り残された「辺境の地」である。他の雑誌やメディアはこのような地区にはあまり見向きもしないのだろう。決して他では見る事は出来ない写真からは、ナマでリアルなストリートの空気を感じるに違いない。

 

念のため調べてみたら、Amazonでもいくつか販売されてました。

 

 

ブログでは取材の様子なども発信中。

 

・THE BIG APPLE TREE(212.MAG)

 

◯ BOHEMIAN:ISSUE 02

 

 

2008年からの3年間でのべ4万5000部を自主発行した「LIVE FREE PAPER BOHEMIAN」が、「世界を見ること」と「メディアの再定義」を主軸に旅するインディペンデントマガジンとしてリニューアル。インタビューにはフリーペーパーの祖・「dictionary」編集長の桑原茂一氏、100万PV/月を誇るガジェットサイト「Fresh News Delivery」の管理人にしてメディアクリエーターのハイロック氏。編集部体当たりの旅記では10年目の9.11を迎えるアフガニスタンに潜入したり、ネパールをあて無く彷徨ったりとむちゃくちゃですが、混沌にまみれる今こそじっくり読んで欲しいマガジンだと勝手に思っています。

 

◯ i/F(inter / Fhase):01

ポップな切り口からコアなテーマまで幅広いZine。ちなみにこの号、大友良英からオノマトペ大臣まで幅広すぎだろ的な人選。活字が多くて読み応えある感じです。

 

 

◯ MANIMANI:Vol.1「会う論」。ISSUE

夢眠ねむが表紙。パッとみサブカルっぽくて買ってみようと思ったのですが、制作・編集はプロのデザインプロダクションとのこと。アイドルの取り上げ方が今っぽい。

 

 

いろんなところで販売されてるみたいなので、Amazonで検索してみたらやっぱあった。

 

 

・「MANIMANI」創刊号 – MANIMANI

 

◯ KENCHIKU / ARCHITECTURE:2011

京都とフランスの建築に関する合同企画展示の際に販売されたZine。120分のDVD付きです。

 

 

 

 

 

こうして並べるとあれですね、どちらかというと編集記事系のものが多い気もする。

 

 Others

◯ yakk

以前にも紹介した女子4人組、yakk さん。ユーモアのある編集企画と装丁で、女子力の高いZineを展開中。装苑でも紹介されてるみたいです。確かにかわいい(しかも面白い)。

 

 Vol.004(DANTALION)

 

・yakk Blog

 

 順を追ってアーカイブもどうぞ

・Zine “*” Project(Now Printing)