この前「UNIQLO」を運営する「株式会社ファーストリテイリング」の東京本部に行ってきました。プライベートで。

 

FR FRONTIERとは?

 

 

このところ、ちょっと頭堅い感じの提案しかしてなかったので、何か勝手に企画みたいなの提案したいなあと思っていたところ、「UNIQLOでビジコンあるらしいよ」と連絡をもらいノリで応募。連絡をもらったのはかなり前だったのですが、本業の仕事のほうがあいにく忙しかったため、費やした時間は正味1週間。もうちょっとちゃんとやれば入賞ぐらいはいけたかもしれません(悔し紛れ)。

 

FR FRONTIER

私たちは、本当に良い服、今までにない新しい価値を持つ服を創造し、
世界中のあらゆる人々に、良い服を着る喜び、幸せ、満足を提供したいと考えています。
そのために、世界中の才能ある方々と連携し、アイデアを活かし、革新的な方法でお客さまの満足を追求しています。

FR FRONTIERは、新たな可能性を秘めた若い方々にまだ見ぬ未来“FRONTIER”に挑戦していただくビジネスコンテストです。事業提案部門のテーマは「ユニクロの店舗が継続的に成長し、Eコマースが今の10倍の売上に成長するための総合的な施策提案」(LINK:最先端のビジネス課題にチャレンジ!)

 

入賞は逃しましたが「提案が面白かったので、本戦&表彰式来ますか?」という招待をいただくことはできたので、大人の社会見学のノリで半休とって本社まで行ってきました(その後ちゃんと仕事のアポもこなしましたが)。

ええ感じのところまで行って落ちたひとの資料として公開しておくので、次回参戦したい方々はご参考にでもしてください。僕のプレゼン資料よりも、もっといいものができたらUNIQLOギフト券ぐらいは貰えるかもよ。

 

提出したプラン(プレゼン資料の内容)

僕の考えたアイデアは「服を骨抜きにしてから考える、新しい服の売り方」。

 

 

服はこれまでとても進化してきたし、事実いまの洋服はとても快適。だけど洋服=モノとしての服ととらえるフレームを外しちゃえば、洋服の着方や洋服に求めるものはもっと変わってくるはずだ。なぜそうしたほうがいいか?ちょっと考えてみたい。

 

毎年どんどん開発されていく新しい繊維や縫製の技術に対して、それを買う人はどれだけその「快適さの違い」が分かるだろうか?その開発にかかるコストに対して、世の中に対するベネフィットは相対的にいつかは割高になっていくんじゃないだろうか。

 

 

次に産業に対する仮説。いろんなものがデジタル情報に接続されてインターネットを介してやりとりされる時代。これまで接続されていなかったものも、いずれそうなるだろう。その本質は「サービス化」だと僕は思う。それは「モノ」の役割を相対的に小さくしていく。

 

 

最後にユーザーに対する仮説。生活者はホントはモノそのものが欲しいわけじゃない。それらのスタイルを楽しむことを購買体験に求めるようになる。素敵な洋服が欲しいんじゃなくて、素敵な洋服を着た自分になりたいのだ。当たり前だけど。

 

 

だから「服」もそろそろ変わるタイミング。むしろ変えるタイミングだと思う。それは、これまでモノとして買っていた服が、「サービス」になる服。

 

 

そこで考えたアイデアは「服のダウンロード販売」。服はひとつ、でも色や柄はダウンロードで追加購入してもらうことで、無限に楽しめる。そんな服をつくりたい。

 

 

例えばTシャツなら同期用のデバイスを「ピッ」とやれば、一瞬で色が変更できる。また「ピッ」と光をかざせば、デザインもダウンロードしたお気に入りのものが一瞬で手に入る。そんなデバイスとしての服。UTmeのプラットフォームだって使えるし、著名なクリエイターのデザインは高値で売ればいい。ちなみに、基礎技術もある程度は完成の目処が立ってる。

 

 

ここまで記事を読んでいる大学生あたりの皆さん。誰がそんなの買うんだよと思っているかもしれませんが、肝心なのはここから。

「誰がどんなものを着ているか」は実は人類が未だ手にしたことがないリアルタイムデータだ。これにはとてつもない価値がある。新しいファッションに敏感なトレンドリーダーたちの動向が分かれば、普通のTシャツも生産量を調節できるはずだ。そのためのデータベースを構築して次の事業に使う。

 

 

そうなれば、店舗も、ECサイトも、工場もこれまでとは全然違う役割を担うことができるし、無駄が無くなって幸せ。店舗なんかは「売り場所」ではなくって「ユーザーとの接点をつくる場所」ぐらいのもんになっていくんだろうし、ECは「自社の商品以外も売る場所」とかになっても面白いかもね。

 

 

このプラットフォームとデータを使って何ができる?っていうお題だけでも、いろいろ考えられそうだ。

 

 

面白いかなとは思ったけど、やっぱり荒唐無稽には聞こえるよね。2030年ぐらいまでには収益化しますって書いてはみたものの。たぶんそれが敗因。

 

あとで聞いたけど、ファーストリテイリング社内では面白がってくれるひとがたくさんいたそうで、それはそれで嬉しかったです。チャレンジするひとは下に全ページ公開しておきますので、参戦する際の参考にでもなればと。みんなのためにも、もし良かったらTwitterでもFacebookでも構わないので、シェアしてもらえると嬉しいです。

 

FR FRONTIER 2017 (第1回)プレゼンテーション資料

 

ファーストリテイリングという会社

入賞者の方々のプレゼンや表彰を聞くのも楽しかったし、何よりそんな面白そうなコンペに参加してみよう!という人たちがたくさんいる場所にご一緒できたのは、とても良い経験でした。ポジショントークを抜きにして「こういうのつくったら面白いよね」とか話も弾んだしね。

UNIQLOっていうと店舗とかヒートテックのイメージだけで、企業理念とかカルチャーに対してあんまり興味をもったことが無かったので、「有明オフィスすんごいお洒落」「こんなに風通しの良さそうな会社がまだあるんだなあ」とバカ正直に感じました。

本当にグローバルになっていく、熱風みたいなものがある会社って素敵ですね。

 

・株式会社ファーストリテイリング(HD)

・ファーストリテイリンググループ採用情報

・UNIQLO