友達の部屋に行くと、じぶんの部屋とは匂いが違うなあとか思ったりもするけど、それよりも明かりの色のほうが気になる。蛍光灯の白い光が自分は苦手だ。
本を読むときに、チカチカ見えて明るすぎるのが苦手な理由なのかもしれない。だから自分の部屋にある蛍光灯は、全部白熱球色。そんな自分にぴったりかもしれない照明を見つけた。
イタリアのCoeLuxという照明器具メーカーは、太陽光を再現する照明器具を開発していて、そのコンセプトと、プロダクトの完成度がとても高くて、偶然見かけて感動してしまった。
太陽の光をほぼ再現していて、差し込む光の角度とか、知らないひとが見れば外がお天気みたく見えるだろうなあと思う。
もはやCGみたいにも見えるけど、全部実物。
外の光が差し込みにくい病院とか、明るくなることによるポジティブな心理的効果はとても大きいんじゃないかな。
これだけ再現度が高いなら、将来的には外の天気と連動したり、真逆にしてみたり、冬なのに夏みたいな気分にしたりも、できるようになるかもしれない。
そよ風は人工的に再現できるらしいし、そのうち湿度やアロマまでコントロールしてしまえば、建物のなかで日本の四季を再現できるようになるのかもしれない。