お久しぶりです。facebookやブログ各所でカンヌネタが盛り上がってますが、そういうのは思い出したときにちょろっと小出しにしておくとして、最近買った本を「読まないと腐るぞ」という自戒の意味を込めて公開しておこうと思います。
101のアイデアシリーズ
最近知ったシリーズですが、シンプルなイラストとテキストでテーマのエッセンスを101のトピックスにまとめた良書。最初は提案書に似てるなあと思って、「ビジネススクール篇」を買ったのだけれども、意外に面白かったので手に入るものを揃えて買いました。面白いですが、ちょっと高いので英語版のサンプルも参考にしてみるといいかと思います。
Banksy -Wall and Piece-
ロンドンを中心に活動するグラフィティライターの作品集。Banksyについて知らない方はWikipedia(Banksy)をどうぞ。グラフィティって簡単にいうとまあ壁に絵を描くことなんですが(※違法)、Banksyのグラフィティはロンドンで名物になっていて、見学しに行く観光客も行くほど人気です。
風刺とウィットに富んだアイデアで描き出すグラフィティは、門外漢の僕が見ても非常に刺激的。博物館に勝手に作品を置いて展示したり、やることなすことスゴいんですが、クオリティが高すぎて正式に収蔵されているという、凄腕のアーティスト。
花束を投げようとするこの壁はあまりにも有名。イラスト集とかで見たことあるひといるんじゃないかな。
仕事のために役立つあれこれ
最近もういっぺん勉強し直したほうがいいと思って、既読ですが購入。事例とともに基本的なマーケティングメソッドや考え方を整理してあって、分かりやすいです。大学の教科書で使ってるとこもあると思います。
これは社内の読書会で読むことになって購入。あとはプレゼン資料の作成に関するもの。前の会社の先輩がつくる資料がとてもキレイで、あんな風にプレゼンしたいなあと思いまして購入。
小説
最後の2冊は、資料の体裁をもっと良くしようとずっと考えてて、何か良い本がないかなと思い買ってみました。内容的にはそこまで深くはないのだけど、企画書とか書くひとはいろんなパターンが見られるから参考になるかと思います。
広告関係の本を読んでアレコレ考えるのも大切だけど、“いい小説”とかアートブックとか、感性をちゃんと磨いておくことも重要なんじゃないかってやっぱり思っていて。この前飛行機に乗っているとき、久しぶりに柴崎友香の「ドリーマーズ」を読みました。
僕は保坂和志や柴崎友香のような、解像度が高い感じの小説が好きです。あとは前からだけど、岡田利規や前田司郎。新しい小説を開拓してる感じが好きだ。最近はそんな感じ。