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沖縄でロードバイクを乗ってみて、むくむくとロードバイク欲が盛り上がってきました。結論から書くとアートサイクルスタジオのロードバイクにしたのですが、買うときにコンポは何なのかとか、フレームがどうとか、いろいろ調べたので記事にしてまとめてみました。人柱の後ろに続きたいというひとがいましたら、買ってみてください(普通にオススメ)。

アートサイクルスタジオとは

実店舗ももつ福井商会の通販ブランド

アートサイクルスタジオというのは、Amazonと楽天で購入できる格安のロードバイク、クロスバイクを製造・販売しているブランドで、その母体は福井商会という大阪の会社。サイクルワールドという自転車屋さんから創業したこともあり、いまだに大阪での実店舗も存在しています。

サブバイクとしても人気

アートサイクルスタジオというブランドがついている自転車は、パーツを大阪の工場で組み立てて7分組の状態で発送されますが、実は一度工場で全部組み立ててからバラすという工程を踏むことで、不具合のチェックなどをしています。なので発送までに時間がかかるわけですが(だからレビューが荒れる)、安心感はありますね。ロードバイクを既にもっているひとが2台目として購入したり、安すぎて危ないスポーツバイク(ロードバイク・クロスバイク)を購入してるひとが「買うならもうちょっと出してアートサイクルスタジオが良いよ」と言われているのは、ちょくちょく見かけますね。

ただ、やっぱり4万円を切るとコンポーネントが安物になってしまうせいか、だいたいみんな5万~10万円ぐらいのレンジで探すみたいです。

ネットのコメントでは「フレームの剛性が」という文言をよく見かけますが、自転車のフレームは硬けりゃ良いというものではなく、例えばカーボンフレームなどは結構振動吸収性があります(柔らかいということ)。エントリーモデルで重要なのは、どちらかというとブレーキやタイヤに不具合が無いかどうか、なのでコンポーネントをきちんと見ることが大事かなと僕は思います。

 

アルミフレームのロードバイク

というわけで早速、ロードバイクの定番アルミフレームからご紹介。アートサイクルスタジオのアルミフレームは現行で販売されているものだと2種類あって、新しいモデルのほうが僕は好み。

安心のシマノ製というトラップ

通販サイトではよく「コンポーネントは安心のシマノ製」と書かれていることが多いですが、自転車のギアやメカ類というのは製造しているメーカーが自体が3社ぐらいしかなくて、事実上シマノの独壇場。なのでシマノ製のパーツだから大丈夫、というよりは「世の中の自転車のパーツはだいたいシマノ製」と考えたほうが良いです。問題はシマノのどのコンポーネントシリーズを使っているか?というところ。

ポイントはメインのコンポーネント、特にブレーキ

コンポーネントというのはシマノ社が提唱した概念で、ブレーキやギア、チェーンなどなど、自転車に必要なパーツを1つのセットとしてまとめたもの。シマノからは日常使いに適した安価なコンンポーネントから、レース用の高級なものまで揃っています。ロードバイク向けだと、上位グレードから順に「DURA ACE」「ULTEGRA」「105」「TIAGRA」「SORA」「CLARIS」「TOURNEY」。コンポーネントについてはややこしいので、別で解説するとして、特に問題なのはブレーキ周り。初めての1台であればコンポはSORAやCLARISで全然問題ないのですが、価格を抑えるためにブレーキ類だけ他社のものを使っていたり、グレードを落としているケースがあるのでご注意ください。

例えばアートサイクルスタジオのロードバイクであれば、下記のモデルはメインのコンポーネントとブレーキが別のものを採用している例。ちなみに、アートサイクルスタジオでは自社工場で組み立てをしている自転車シリーズで、アルミフレームのものをA〜というモデル名で呼んでいます。

A900 A800 A660 A440 A400
メインコンポーネント Shimano TIAGRA Shimano SORA Shimano CLARIS Shimano TOURNEY
ブレーキ Shimano BR R451 TEKTRO R317

これらのモデルがダメというわけでは全然ないのだけれども、ママチャリの延長線上としてではなく、ちょっとロードバイクとしてのスピードも求めたい、という方であれば、制動力のあるブレーキも含めてコンポーネントがきちんとセットになっている、下記のモデルのほうがオススメです。

A1800 A1500 A1300 A1200 A970 A1000 A870 A670
メインコンポーネント Shimano ULTEGRA Shimano 105 Shiamano TIAGRA Shimano SORA Shimano CLARIS
ブレーキ

高い自転車になるほど良いグレードのコンポーネントを積んでいますが、正直初心者にそこまで高級なものが必要かというとそうでも無く、例えば僕の場合だと、沖縄で65kmぐらい走りきった自転車のコンポーネントはCLARISでしたね。走るには最終脚力が重要ということかな。

アートサイクルスタジオは基本受注生産ではあるのですが、フレームの在庫があるか無いかで注文できるかが決まります。全て紹介したいところですが、今回は受注可能なモデルのなかから、コンポーネントがブレーキまで揃っているモデルを中心にピックアップしてみました。

A1300

A1300はShiamano 105をコンポーネントとして積んでいるモデル。アートサイクルスタジオのロードバイクのなかでも1000番台は比較的高価な部類だけあって、積んでいるコンポもグレードの高いものに。

Artcyclestudio A1300 PRO2

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ちなみに書くと105コンポはShimanoの上位グレードのULTEGRAやDURA ACEとの互換性はありますが、下位のTIAGRA、SORA、CLARISとは互換性がありません。つまりどういうことかというと、今後ロードバイクを購入した後で、コツコツパーツを収集して地道にグレードアップしたいなあと思っている方は、105が乗っているロードバイクを選んだほうが、その後のアップグレードに上手く対応できるということ。結構重要なので、お気をつけください。

A970

A970はTIAGRAコンポーネントを積んだモデル。TIAGRAは上の105との互換性は無いものの、エントリーモデルクラスでは最上位のグレードになります。街乗りのロードバイクであれば十分すぎるほどのグレードではあります。

Artcyclestudio A970

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アートサイクルスタジオのアルミフレームは概ね同じものを使っているので、原則として価格の差はコンポーネントの差という理解で問題ないかと思います。

A870

エントリーとして10万以下で購入を検討中であれば最もオススメしたいのがA870。コンポーネントのグレードはSORAというエントリーのなかでもミドルクラスなので、気に入ったらTIAGRAにアップグレードも良し、ロードバイクにハマりそうであれば、本格的なものに買い替えも良しといった感じ。

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A670

A670になると7万をぐっと切ってくる価格帯に。コンポーネントもCLARISというエントリーレベルでは最もポピュラーなものになってきます。正直ママチャリからの乗り換えであれば、CLARISで十分かなと僕は思いますね。

Artcyclestudio A670 PRO2

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CLARISはTIAGRAまでであればアップグレードもできるので、まず安いロードバイクを探しているという方であれば、A670でも良いかもしれません。

 

クロモリフレームのロードバイク

クロモリというのは「クロムモリブデン鋼」といって一種の合金。鉄にクロムやモリブデンといった元素を加えたもので、いわゆる一般的な鉄よりも強靭で粘り強いな合金になり、溶接もしやすいので自転車にはよく使われています。クロモリはアルミフレームに比べて強度が高いので、アルミよりも細くすることができ、ロードバイクのフレームをスマートにすることができます。重量が出てはしまうものの、振動吸収性も良く、街乗り向けのスマートで洒落た自転車は良く見かけますよね。

クロモリのロードバイクも構成としてはアルミと同じ

アートサイクルスタジオもクロモリフレームのロードバイクは製造していて、アルミフレームのグレーディングと同様、Shimano製のコンポーネントによって製品モデルが分かれています。

S1800 S1500 S870 S770 S570
メインコンポーネント Shimano ULTEGRA Shimano 105 Shimano TIAGRA Shimano SORA Shimano CLARIS
ブレーキ

なお、ブレーキのみ別製品を採用しているモデルも、もちろん用意されていて、街乗りであればこちらのほうが安いのでオススメですね。

S700 S660 S550 S440 S400
メインコンポーネント Shimano SORA Shimano CLARIS Shimano TOURNEY
ブレーキ TEKTRO &317

と、いうわけでこちらもコンポーネントが揃っていて注文可能なモデルだけピックアップして紹介してみます。

S1800

S1800はクロモリフレーム・ロードバイクのなかでも、最上位のモデルで10万円以下という条件にははまりませんが、かなり良いロードバイク。Shimanoのコンポーネント最上位のDURA ACEというラインの次のモデル「ULTEGRA」を採用しています。

Artcyclestudio S1800

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正味重量も10kgぐらいなので、アルミフレームと同じぐらいの重さ。この細さでこの軽さはむちゃくちゃスマートに見えますね。

S1500

S1500はコンポーネントがShimano 105になったモデル。

Artcyclestudio S1500

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S870

S870はTIAGRA採用モデルですね。

Artcyclestudio S870 PRO2

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S770

S770はSORA採用。

Artcyclestudio S770 PRO2

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S570

S570はCLARIS採用。街乗りならCLARISで十分といった感じですかね。

Artcyclestudio S570 PRO2

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6万以下なのでロードバイクが初めてだけど、本気じゃなかうて細くてかっこいいロードに乗りたい!という感じの方にはオススメ。

 

5万円以下、10万円以下のロードバイクならダントツでオススメ

ざっと紹介してきましたが、アートサイクルスタジオはロードバイクに限らず、クロスバイクも取り扱っているので、広くおしゃれな自転車にとりあえず乗ってみたいという方にはオススメのブランド。特に10万以下で、6万~10万ぐらいでロードバイクを探しているというひとたちには、ぴったりのエントリーモデルといって良いと思います。レビューとか評価コメントをのぞいてみるだけでもオススメですね。

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