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お呼ばれでちょくちょく友達のパーティーなんかに誘われますが、最近よく観るのが「iPhoneやiPadを使ったDJ」。ミキサーをちゃんと用意したい自分としては、これまで正直邪道としか思ってませんでしたが、最近は音楽好きな女の子もカンタンにDJを始められる方法としてとても流行ってます。そういうの、スマートデバイスDJっていうらしい。iPhoneとiPad向けDJアプリの選び方についてはこちら→「試して損はないiPhone/iPad向けDJアプリまとめ」でチェックいただくとして、今回は、iPhoneやiPadでDJを始めたくてDJコントローラーを探している!という方に向けて、普段の機材セットでDJをやっている身からアドバイスできるポイントを紹介します。
追記:Traktor Kontrolのバージョンアップに伴い、記事を更新しました
追記:Beatportの定額使い放題化にともないrekordbox、WEDJ勢について追記
目次
DJをアプリからはじめるという選択肢はオススメ
iPhoneXとiPadProが超優秀!これならDJだってできるかも
最近iPhoneとiPadを数年前のものから、iPhoneXとiPad Proへ買い換えてみました。気軽に屋外でブログ更新できるのはもちろん、資料作成だってもはやiPadがあれば楽勝。オーディオインターフェースさえあれば録音だって綺麗な音質でできるので、正直僕のなかではMacBookPro不要説が浮上しています。
基本的なミックスDJとは「曲と曲」を切れ目なく繋げること
「すでに持っているiPhoneやiPadでDJをやってみたい」という方であれば、大まかにはDJが何をやっているか知っているひとも多いと思います。DJには大きく分けて2種類いて、スクラッチ(バトル)DJと、ミックスDJ。スクラッチDJは数分間のパフォーマンス時間のなかで、スクラッチ(流れている音源をストップさせたり、早めたりして効果音として使うこと)など、様々な技を駆使してパフォーマンスするひとのことを指します。
一方で、今回紹介するDJアプリやDJコントローラーはミックスDJ向き。ミックスDJというのは一晩中クラブで音楽を流し続けるDJのことで、様々な曲を途切れることなく繋いでいくことで、クラブにきているお客さんに楽しく踊ってもらうことを狙ってやるものです。ちなみに僕は部屋に一人で踊ってますが・・・
僕がDJを始めた頃は、基本的には音源はレコードONLY。軽く原理を説明すると、流れている音楽が終わりそうになったら、徐々に次の曲の音量を上げていき、滑らかに次の曲へ移行させていくものです。
ちなみにこの「徐々に次の曲の音量を上げていき」という作業にはもう一つDJ機材が必要で、DJミキサーと呼ばれる機材を使うことで、今はAを流すのか、Bを流すのか、適宜調整することが可能になります。クラブでは実際には4台ぐらいの音源を使います。
DJの主流は音楽ファイルを使ったPCDJ、データDJへ
僕もいまだにレコードは持っていますが、現場ではパソコンをミキサーと接続して、レコードを使わないケースが主流になってきています。それがPCDJ。データDJとかっていう言い方もありますね。
一晩DJをやるとなると大量のレコードを運搬しないといけないので、クラブや友達の部屋に行くのにもひと苦労。一方でパソコンに入っている音楽ファイルを使うことができると、とてもラク。しかもレコードやCDを一枚一枚購入するのはとても高くつくので、好きな曲だけをデータで購入してしまえば無駄遣いも減らせます。
てなわけで、最近ではPCDJが主流となってるわけですが、DJコントローラーも安くなってきているので、そういうものを選ぶひとも多いですね。
とりあえずDJを始めるならiPhone/iPadで使えるDJアプリを
DJコントローラーもオススメなんですけど、最近のDJアプリは「DJに必要な機能を全部アプリに実装する」というコンセプトになっていることも多くて、正直iPhoneとかiPadアプリだけでDJできちゃいます。
DJアプリは無料のものもありますが、有料のものを使ったほうが正直便利です。この記事でもDJアプリについて紹介はしてますが、もっとたくさん見てみたい方はこちらをどうぞ。 → 試して損はないiPhone/iPad向けDJアプリまとめ
DJ関連の機材って基本高いので、なんとなく雰囲気を掴んでからDJコントローラーを購入したい、という方には①まずはiPhoneとかiPadでDJアプリを使ってみる → ②自分なりにどんなジャンルでDJをやると楽しいか知る → ③DJコントローラーを吟味してみる、という順番でも良いかもとは思います。
iPhoneやiPadでDJをする際のポイント
正直僕の肌感覚だと、iPhoneXとかiPadなら、カフェや友達の部屋でDJやる程度のレベルなら全く問題ない。ただし、DJアプリはタッチパネル操作なので、どうしても操作しているときに画面が見にくいなあというケースも。あと、アプリが落ちれば音も止まってしまうので、充電量やメモリ、CPUの圧迫状況などには気を配っておく必要はあります。上記の理由から、クラブでのプレイでは通常PCやMacにDJコントローラーを接続してミックスを行うのが普通です(参考記事:2018年度最新 グレード別おすすめDJコントローラーを検討してみる)。
感覚的に操作するならDJコントローラーもGOOD
あと、これは感覚的な問題もありますが、DJミックスって結構身体的な感覚で効果音をいれたり、スムーズにつないだりっていう作業をやるので、「指でボチュームやツマミをいじる」という方法はむちゃくちゃ操作しやすいです。そうなると、DJコントローラーはあったほうが便利。あと単純にいろんなツマミをいじるのは楽しいというのもあります。
DJの始め方としては、最初のステップとしてはiPhoneやiPadのアプリから、みたいなのが普通の流れ。ただしもうちょっと「DJやってる感も欲しいな」とか「iPhoneやiPadだけでDJするのは物足りない」という感じになってきた方向けに、今回はビギナーにオススメのDJアプリ対応型DJコントローラーを選ぶときのポイントについて、まとめてみました。後半ではDJアプリも紹介してみたので、参考にしてみてください。
iPhoneやiPad向けDJコントローラーのポイント
小型のDJコントローラーはコンパクトでやっぱり便利
iPhoneやiPadでDJできないかな?と思ってDJコントローラーを探している方だと、あんまり本気仕様のDJパフォーマンスをしたいとまで考えて要るひとは少ないと思います。こんな感じのイメージ。
実際iOS対応のコントローラーはコンパクトなものが多いので、持ち運びに便利なのが最大のメリット。部屋でちょっとしたホームパーティーをやりたいとか、結婚式の2次会でBGMとしてDJを始めてみたいひとにはオススメ。最近、女性の方で小さなコントローラーを持参してDJをやってるひとも増えてきてるのは、そんな理由からでしょうね。
そしてなんといっても初期投資が安上がりなのも良い。普通PCDJをやろうとするとコントローラーにDJソフトも付属して、なんてものを選ぶと10万円はくだらないモデルも多かったりしますが、3万円程度で購入できるものも多いです。最近のDJショップがやってる通販サイトでも、「iOS対応DJコントローラー」なんて名前のついたカテゴリがあったりするので、購入する際も選びやすい。
コンパクトならではのデメリットも
ただし、小さくて持ち運びやすいなりのデメリットもあって、小さいのでノブやフェーダーのサイズが小さいのと、配置間隔も狭いものが多い。そして全体的にシンプルなつくりになっているので、パフォーマンス中のDJ感は薄いと言わざるを得ません。
これはコンパクトであることのメリットとどちらを選ぶかっていうところかも。ビギナーDJであればそこまで気にする必要もないっていうのと、後から紹介しますが、Kontrol S4のような後々に機材を買い足してアップグレードしたいっていうニーズにも十分対応できるものもあるので、そちらをオススメします。
DJコントローラーにも種類がある
iOSに対応したコントローラーはいくつかありますが、大きく分けるとオールインワン型のコントローラーとミキサー型のコントローラーの2種類があります。
オールインワン型は一般的なDJコントローラーと同じく、ミキサー部に加えて、ジョグダイヤルがついているモデルで、DJアプリの楽曲をジョグダイヤルでコントロールすることができます。ピッチベンダーで速度を調整したりと、デッキのコントロールまでできるので使い勝手は便利。
ミキサー型のタイプはジョグダイヤルのついていないモデル。ミキサー部分のみなので、正直他のコントローラーなどとの併用が理想的ですが、音をつなぐだけなのであれば、ミキサー型だけでも便利。
初心者であればミキサー部分しか使わないかなと思いますが、ジョグダイヤルがあるのと無いのでは、使用感に雲泥の違いがあるので、最初の1台なのであれば、オールインワン型のコントローラーがオススメです。
ジョグダイヤル付きDJコントローラー
まずはオールインワン型のコントローラーから。このなかだと、後から機材を買い足してもっと楽しめるモデルを選ぶのがまあオススメかなと。このなかでいうと「Kontrol S4」とかはまさにそうですね。
TRAKTOR KONTROL S2 MK2→MK3に(NI)
Kontrol S2はNative InstrumentsからリリースされているDJエントリーモデルのDJコントローラー。KontrolとついているシリーズはもともとPCやMacに入っているPCDJソフト「Traktor」を動かすためのものですが、S2とS4に関しては、iPhoneやiPadと接続することで、iOS向けのアプリ「Traktor DJ(後述)」というアプリを動かすことができるようになります。
Kontrolシリーズのモデルはどれも優秀ですが、Traktorのエフェクトを使うのにすごく使いやすいです。ボタン配置もPCDJソフトに準拠しているので、アプリである程度慣れてきてからソフトのほうも使ってみようかな、となったときにも対応できます。このKONTROL S2、2018年の秋に大々的にリニューアルされており、現在は「MK3」となっています。
MK3にはiOS端末、つまりiPhoneやiPadと接続するための専用ポートをもっており、今後アップデートされるiOSアプリに対応していくものと思われます。
TRAKTOR KONTROL S3(NI)
2019年の秋に発売されたTRAKTOR KONTROLシリーズの最新作。大きな飛躍はありませんでしたが、扱えるチャンネル数は4chとしながらも、S4のHaptic Driveを取り除いたシンプルさ。
7万前後とお値段的にも据置きなので、今後のエントリークラスとして非常に強力な1台となりそうです。
TRAKTOR KONTROL S4 MK2→MK3に(NI)
Kontrol S4はS2の上位モデル。4デッキまでコントロールすることができるので、よりプレイの幅が広がります。
S2よりも上位機種であるS4。違いとしてはチャンネル数だけでもなくって、写真をよくみると分かるのですが、フィルターノブがついてます(フィルターに関してはDJ用語を参照)。
また、オーディオインプット入力が可能なので、本気でDJやりたくなってきたなっていうときには、ターンテーブルやCDJをつなぐことも可能。さらにいうと、ターンテーブルとTraktorソフトを同期させてコントロールすることもできるので徐々にグレードアップしたい人にもピッタリ。こちらのS4も2018年の秋にアップデートされて「MK3」となっています。
変更点としてもっとも大きなのはジョグダイヤル。実際のターンテーブルのように回転させることもできますし、設定したキューポイントをスクラッチすると、振動してDJに伝えてくれたりとかなり大きな進化です。USBポートは付いているもののアプリ対応は今後のリリースに期待です。
DDJ-WEGO4(Pioneer DJ)
Pioneer DJのDJコントローラーは「DDJ」という名前から始まっているのですが、この「WEGO」というのは、Pioneer DJからリリースされているDJアプリの名前。
WEGO4はiPhoneやPadの「WEGO」アプリでDJをやることもできれば、PC/Mac用のPCDJソフト「rekordbox dj」や「Virtual DJ」、さらには他社のDJアプリ「djay 2(後述)」にも対応しているので、いろんなプラットフォームを試してお気に入りを見つけたい方にはオススメ。
ただし結構シンプルなコントローラーなので、より本格的に楽しみたいというDJビギナーの方には、他のモデルをオススメします。
DDJ-200(Pioneer DJ)
2019年に新しく発売された小型DJコントローラー。この強みはなんといってもBluetoothでの無線スマホ連携、ストリーミングサービス対応であること。実はこの商品に先駆けて、Beatportのサブスクリプション化が発表され、定額料金でBeatportの全楽曲が使い放題になるリリースがされました。
DDJ-200はBeatportはもちろんSpotifyとも連携しており、楽曲を逐一購入することなく、定額サービスに入っていればスマホ/タブレットアプリの「WEDJ」から自由に楽曲を使うことが可能。今後オフラインモードも実装予定とのことなので、インターネットが繋がらない場所でも楽曲をDLしてから利用することが可能になる!これはかなりオススメですね。
簡単に記事にまとめてみました → 最安値更新!iPhone/iPadで向けのDJコントローラー“DDJ-200″
XDJ-RR(Pioneer DJ)
2018年に登場したXDJ-RRは本格的にDJにチャレンジしたいけど、高額な機材はちょっと・・・という方にオススメのモデル。なんとこれ、iPhone接続できるのはもちろん、USBをさすだけでDJができるというすごいDJコントローラーに仕上がっています。
DJの音源持ち運び問題というのはけっこう辛みがある話なんですが、XDJ-RRの紹介ととともに記事をまとめているので、そちらをご覧いただけると嬉しいです。
BEATPAD2(Reloop)
BEATPAD2はドイツのDJ機材メーカー「Reloop」が開発したDJコントローラー。「スマートデバイスDJ、クロスプラットフォームコントローラー」を標榜するだけあって、iPhoneやiPad以外のPC/MacのPCDJソフトにも対応しています。
もともとDJアプリの「 djay 2」と連携することを念頭においた設計になっているためか、上部のほうにドラムパッドがあったり、レイアウトが国内メーカーのものとはちょっと違いますね。
MIXON 4(Reloop)
Mixon4はReloopの中盤クラス向けコントローラー。Beatpadもそうですが、こちらもiPadが置きやすい設計になっているのは使いやすいです。
シンプルなBeatpadと違い、エフェクトコントロール用のノブもついていて、よりハイレベルなDJパフォーマンスが可能。
DJ Control WAVE(Hercules)
オールインワン型の変化球として最後に紹介したいのがHercules社のDJ Control WAVE。ここにはテキストが入ります。こちらはなんとワイヤレスでの接続が可能なモデルになってます。
Reloopのモデルよりも更にiPadとの連携がしやすいような筐体になっているのと、なんつっても薄い!持ち運びだけを考えれば、DJ Control WAVEはとても便利なので、友達の部屋に持参して盛り上がるとか、結婚式の2次会でDJやるとかのレベルであればピッタリ。
なおこちらのモデルは「DJUCED」というDJアプリ対応のコントローラーになっているので、購入の際は間違えないようにご注意ください。
ミキサー型のDJコントローラー
お次はミキサー型のシンプルなコントローラー。
TRAKTOR KONTROL Z1(NI)
Traktor Kontrol Z1はNative Instrumentsの「ミキサーコントロール」に特化したコントローラー。ミキサー部分しかないので、とてもスリムなつくりになっています。Traktor DJアプリでも使えるし、もちろんPC/MacでTraktorソフトをコントロールすることも可能。
Kontrol Z1はミキサー部しかないため、音の再生やキュー出しなどはiPadかiPhoneでやるか、もしくは「Kontrol X1 MK2」のような別のコントローラーでやらなければなりません。
ただし大きなDJミキサーやオールインワン型のDJコントローラーは片付けるのが面倒なことを踏まえると、Z1をミキサーに、X1をキュー出しやエフェクトのコントロールに、といった使い方は便利かも。
MIXTOUR(Reloop)
Reloopからもミキサー型のコントローラーは出ています。上のKontrol Z1よりもノブやパッドが多いのが特徴。このMIXTOURは、同じくReloopから発売されているRMX-60というDJミキサーとともに、2017年のDJ TECH AWARDSを獲得しています。
MIXTOURはこれ一台で完全にDJアプリやPCDJソフトをコントロールできるようにすることを目指したモデル。アプリは後述する「djay 2」に対応しているモデルです。
iPhoneやiPadでDJをするにはアプリが必要
まず最初にもってないといけない、「DJ」アプリの紹介から。iPhoneやiPadでDJをやるには、本来アプリからよりも、使いたいコントローラーから選んでいくほうが理想。ただし、対応するアプリの特徴を頭に入れておいたほうが、DJコントローラー選びをするときに便利です。
Traktor DJ
Traktor DJは、Native Instruments社からリリースされているiPhone/iPadアプリ。さすが本業でソフトを使っているだけあり、PC/Mac版とほぼ同等と言っても良いレベルのアプリに仕上がっています。
ハウスやテクノ、EDMといったダンスミュージックに強いTraktorは、エフェクトやパフォーマンス中のスライス機能などが豊富。ただし、このアプリそもそもDJコントローラーを使う前提で開発したふしもあり、iPhoneやiPad単体で使うにはかなりのスキルが要るのではないかと思われます。ただTraktor派の僕としてはオススメしたいアプリ。Native Instrumentsの音楽制作ソフトや、同じくNative Instrumentsの音源/エフェクト/シンセに慣れている方には、オススメです。
djay 2
コントローラーを持っていない方でDJアプリだけ持ってるっていう方は、こちらのアプリのほうが馴染みがあるかもしれません。Algoriddim社のdjay2。自社でコントローラーを作っていないので、いろんなDJ機材メーカーが対応コントローラーを出しています。
djay 2の強みはなんといっても敷居の低さ。これまでDJなんてやったことない!というひとでも、割とすんなり始められるので、初心者にもピッタリなアプリになっています。裏返すなら、そこそこのパフォーマンスはこれで十分だけど、高度なプレイはちょっとやりにくい。また敷居の低さというポイントで挙げるなら、Spotifyにも対応しているため、手元にDJ用の楽曲がそんなに無い!っていう初心者DJにもピッタリです。
WEDJ
WEDJはPioneer DJのリリースしているDJアプリケーション。
もともとrekordboxというDJソフトを開発しているだけあって、操作性もかなり高いアプリ。対応するコントローラーがPioneer DJのものに限定されがちなので、ややマイナーではありますが、オススメです。
WEDJは2019年春のBeatport LINKリリースにより、Beatportの全カタログが使い放題になりました。現在はベータ版ですが、今後はパソコンソフトであるrekordboxにも対応していくそうなので、手軽にお金をかけたくない!という方にはWEDJ対応のDJコントローラーのほうがオススメかも。
DJUCED
今回紹介するなかでは、一番マイナーかもしれないアプリ「DJUCED」。実はアプリだけでなく、Traktorのようなマルチプラットフォームのなかの、アプリ向けラインナップといったところです。
コントローラーをHerculesから出てる「DJ Control WAVE」にしたいときは、このアプリを使ってください。ワイヤレスでDJコントローラーと接続できるっていうのは、確かに便利そう。
上記4つのアプリ以外にもiOSのAppストアで検索すると、たくさんのDJアプリが見つかります。大抵はiPhone向けとか、iPad向けとかデバイスによって対応するアプリが分かれている模様。冒頭にも書いたけど、結局どんなDJアプリが良いの?というポイントも踏まえてまとめている記事はこちらをどうぞ→試して損はないiPhone/iPad向けDJアプリまとめ。ちなみにNAVERまとめにもまとめてみました(気軽に挑戦!iPhoneやiPadで遊べるDJアプリまとめ)。
スマホすら不要の小型モデルも
最近ではiPadすら持ち歩く必要のないコントローラーも発売されていて、こちらもオススメ。特にJD SOUNDから出ているGO DJシリーズは国産のDJメーカーがつくっているので、サポートも安心できそう。シンプルでコンパクトな端末はタッチディスプレイを内臓。意外に高機能なエフェクトや普通のDJコントローラーには無い機能が実装されていたりして、面白いです。
MONSTER GODJ
MONSTER GODJは、JDサウンドからリリースされた最初のDJコントローラー。小さなミキサーにスマートフォンが2つついたぐらいの本当にコンパクトな機材。
YouTubeでもレビューがよく上がっているので、操作感なども参考にできます。
こうして確認すると、本当に小さい。MONSTER GODJは、USB接続でパソコンから楽曲を取り込むか、SDカードに入れてGODJでプレイするスタイルになります。また廉価版のGODJ-Cというモデルも発売されているので、シンプルに音楽を流したい場合はそちらでも良いですね。
GODJ Plus
GODJ Plusは上のGODJの最新モデル。なんとスピーカー付きで、アウトプットからスピーカーに接続する必要もなくなったというモデル。
スピーカー付きなので、カフェのBGMを流すみたいに、部屋で音楽を流すのにも良さそう。
オートミックス機能もついていて、勝手に曲と曲をつなげてくれるので、スイッチ付けっ放しにして音楽を流し続けるのにもオススメ。
DJアプリでミックスをする際の注意点
さて。iPhoneやiPadでDJアプリインストール、アプリ対応済みのDJコントローラーも用意して準備万端!という方向けに最後のTipsを。
前提として、曲はたくさんあったほうが良い
DJをやるわけなので、ミックスするための楽曲はある程度必要です。特にミックススタイルでDJをやる際には、ある程度BPM(テンポ)の揃った楽曲のほうが違和感のないスムーズなミックスを行うことができます。「djay2」などのアプリであればSpotify対応なので、プレミアム会員の方はすぐに数千万曲の楽曲を使えるので便利ですが、「Traktor for DJ」などその他のDJアプリを使っている方は、あらかじめミックスしたい楽曲を最低でも数十曲程度は用意しておくことをオススメします。
スピーカーがあるともっと楽しいよ!
あと以外とレビューサイトとかで見落としがちなのが「スピーカー」の存在です。DJコントローラーを購入しようと考えている方であれば、ある程度検討はしていると思いますが、iPhoneやiPadのスピーカーでDJやろうと思っている方には、ぜひスピーカーをオススメします。特に、スマホやタブレットのスピーカーは低音部が弱いので、お部屋でDJをやっていてもテンションが上がらなくてあんまり楽しくない・・・なんてことになると残念ですよね。自宅でDJ!初心者向けおすすめスピーカーの選び方と基礎知識
最近ではDJスクールという選択肢も
iPhoneなどのスマートデバイス向けDJコントローラーは比較的シンプルなものが多いですが、DJ機材を購入する前に雰囲気を味わってみたいという方には、先にDJスクールに通ってみるのもオススメ。DJスクールはクラブで実際にDJをしている先生からテクニックを教えてもらうことができるので、不安な方は先生やDJ友達と一緒にテクニックを磨いてみるのもオススメ。
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