先輩の無茶振りでロードバイクをレンタルして、炎天下の沖縄で65kmのライドに挑戦してきました。ちなみに僕はロードバイク未経験(クロスバイクも未経験、つまり競技用自転車自体が初めて)。

灼熱のアスファルトで倒れてしまわないよう、いろんな用意をして走ってきたので、参考になるポイントをまとめておきます。旅行時に中距離のサイクリングに挑戦してみたい方、これからロードバイクを買ってみたいという方は、是非参考にしてみてください。

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沖縄で南部周回ルートをサイクリングしてきた

ロードバイクで南部周回ルートを走る

僕を含めた4人のうちの3人は未経験者で、一人は経験者ですが春にロードバイクを買ったばかりという初心者。どれぐらいまで走れるのかという知見が一切ないなか、今回選んだのは「南部周回ルート」と呼ばれる、沖縄でも有名ルート。Yahoo!のマップサイトで見つけたんですけが、全行程60km、高低差100mほどのルートで、沖縄でサイクリングする方々のなかではポピュラーなルートらしいです。

もっと本気なひとだと北のリゾートを走っていくようなルートを選ぶらしいのですが、宿泊していたホテルが那覇市内だったので、手頃なルートが良さそうだということで、南部周回ルートにしました。

ロードバイクは「エコライダー那覇店」でレンタル!

というわけで現地。前日の宴会から早々に離脱した4名で、予約したロードバイクのレンタルサイクル専門店へ。今回レンタルしたのはエコライダーさん。後日ブログを見てみると記念写真がアップされていました(エコライダー那覇店 スタッフブログ)

まだ地獄を知らない笑顔ですね。エコライダーさんは市内でとても良い場所にお店があるので、南部一周でなくとも沖縄でロードバイクに乗るならピッタリそうです。

ロードバイクのレンタル専門店をスタート/終了地点に設定

南部周回ルートとして知られているルートのままだと、ルート案内する際に迷ってしまう可能性もあるため、今回はさらにロードバイクのレンタル専門店をスタート地点と終了地点に設定したうえで、全行程65km程度のルートをつくってみました。

設定できる中継地点に限りがあったりしますが、大まかなルートはGoogleマップで作成しておくとイメージしやすいです。現地の道路などもストリートビューで頭に入れておくこともできるので、シミュレーションしてみるのも良いでしょう。

南部周回ルートでは一部自動車専用区間にご注意を

現地入りしてから知ったのですが、ルートを考える際の注意ポイントをひとつ。出回っている南部周回ルートは331号線沿いに帰ってくるのですが、那覇空港手前の糸満にある「糸満道路」は自動車専用道路となっているため、自転車は進入することができません。

僕らの場合は糸満道路手前から分岐している256号線のほうを使って、221号線に入り、モノレール沿いに那覇市内へ入って行くルート変更を行いました。南部周回ルート以外にチャレンジする場合でも、旅行でロードバイクを使って走る場合は、現地の交通規制などはよくよく注意してルート管理をするようにご注意ください。

 

ロードバイクに適した服装/ウェア

僕の格好はこんな感じでした

直射日光で体力を奪われるのが怖かったので、アンダーアーマーのコンプレッションウェアの下にはミレットの吸水タンクトップを。上にも吸水速乾のTシャツを着てチャレンジしました。

下のズボンはクライミングに使っている、The North Faceのショートパンツ。シューズはKEENのアウトドアサンダルで済ませました。サイクリング用のヘルメットとグローブは、ロードバイクと一緒にレンタルできました。

コンプレッションウェアが大活躍

もともとTシャツ一枚で行こうかなと思っていたのですが、先輩方がアームカーバーをつけて行くと言っていたので、日に焼けるのは確かに嫌だなあと思って長袖のコンプレッションを買いました。

結論から書くとこれはとてもオススメ。影のない炎天下に長袖は暑いかなと思ってましたが、汗が蒸発する際に適度に熱を奪うので、意外と快適。また半袖のTシャツ1枚では、日焼け止めを塗っていても直射日光で日焼けするのと、暑さで体力をかなり奪われてしまいます。慣れていない方には、まずは長袖のコンプレッションウェアをオススメします。

あと、長袖の下に着用したのはMilletのタンクトップ。網タイツ状になっていて、ビジュアル的には最悪ですが、ウェアとの間に適度な隙間をつくり、効果的に汗を排出していけるので、不快感が無くなります。

ただし、このタンクトップの注意点がひとつ。仕組み上、肌から汗を剥がしとるような仕組みなので、上に着るのはタンクトップに密着したウェアじゃないと、汗が効果的に排出されにくいようです。Amazonで低評価なのは着用方法をミスってんじゃないかなとも思います。

タンクトップの上に着用するシャツは肌にピッタリフィットした、コンプレッションの合わせ技がオススメ。

サイクルインナーは必ずパッドつきのものを

僕は初めてロードバイクに乗りましたが、サドルが超硬かったです。当日はサイクルインナーをショートパンツの下に履きました。

こんな風にパッドが入っていて、硬いサドルに長時間乗っていても大丈夫という代物。ちなみに、僕の買ったパールイズミのサイクルパンツは、パッドの種類がいくつかあって、一番パッドのカバー範囲が広く分厚い「3D MEGA」というタイプが長時間ライドに向いているみたいだったので、これを買いました。

コース完走後に先輩方のお尻が悲鳴をあげていたところを見ると、ちゃんとしたものを買ったほうが良いかなと思います。

パンツは伸縮性の高いもので。デニムはNG

ペダルをこぎ続けるロードバイクのサドルは、前述した通りものすごく硬いので、時間帯でサドルポジションを変えながら走る必要があります。ポジションによっては、足をあげにくかったりする場合もあるので、極力伸縮性の高いパンツのほうが良いです。

レーサーパンツまで買う必要はないかなと思うけど、デニムやコットンパンツよりも、化学繊維でストレッチ仕様のパンツのほうが、足を動かしやすく、事故も起こりにくいと思います。

意外と忘れがちな「サングラス」はあると目が楽

あと今回、念のためにと思ってもっていったサングラスが大活躍。

沖縄以外でもそうだとは思うんですが、晴れていると日光を遮るものがないのと、アスファルトからの照り返しのため、とても眩しく目が疲れます。僕が持参したものは登山用ですが、正直安物でも全然問題ないので、バックに入れておくことをオススメします。

 

ロードバイク向け装備のポイント

バックパックを持っていく場合は、背中の蒸れ対策を

普通ロードバイクに乗るときに荷物がある場合は車輪にバッグを装着したり、大きめのウェストポーチを使うらしいのですが、僕はポケッタブルのバックパックを使いたかったのでリュックスタイルでした。

ただ、バックパックの場合背中がとても蒸れるので、背中とバックパックの背面の間にスペースを開ける登山向けアイデアグッズをゲット。この「汗とおる君」むちゃくちゃ快適。サイクリングだととくに背中を風が抜けていくので、背中からのクールダウンにも役立ちました。

素材はプラスチックだと思うんですけど、意外にけっこう柔らかく、痛くなくて違和感もなかったですね。

ちなみに先輩はモンベルのサイクリング用リュックを使ってました。背面が曲線になっているので、背負うと自然に隙間ができるカタチで、それも涼しそうでした。

知らない道なら、GPSかスマホで確認できるように

今回のメンバーは社員旅行で何度も沖縄には行っているのですが(しかも毎年同じ部屋)、詳細に道を記憶しているわけではないので、ルート案内用に僕の登山用GPSを使いました。

ナビあっても何度か道間違えましたが、あったほうが断然良いです。僕が使っているGPSはGerminというメーカーのOregon750TJというモデルですが、サイクリング用に自転車に固定するアイテムは買いました。地図の設定などはこちらの記事もどうぞ → Googleのマップを使ってGerminBaseCampのルートを作成する方法

あともう一人の先輩は、サイクルコンピューターではなくスマホをハンドルに固定させて、僕と一緒にチェックする2重体制。スマホを自転車に取り付ける道具は結構売ってましたね。

これ取り付けも簡単そうでちょっと欲しくなりました。

パンクは絶対すると思って準備したほうが良い

先輩は「念のためにパンク修理キットを買いました」と言っていて、正直パンクするかなあと疑問でしたが、結果はこの通り。

見事に1台パンクしました。しかもゴール1~2km手間。本当に何が起こるかわからないので、パンク修理キットは持っておいたほうが良いです。ちなみに今回は先輩の持っていた、圧縮空気ボンベ型の修理キットが大活躍。

パンク修理はじめてだったわ〜と言ってましたが、ちゃんと直ってました。数十回もポンプを押すより、こういうボンベのほうが一瞬で空気が入ってラクチン。

 

ロードバイクでの走り方とポジション

サイクルインナーが活きるサドルポジションを

サイクルインナーのなかにはパッドが入ってはいるんですが、上手くサドルのポジションを取らないとあまり意味がありません。僕は数キロ走った後に先輩から教えてもらいましたが、前かがみになるというよりも、ものすごい猫背になるようなイメージでポジションをとると、長時間の乗車中にお尻の位置を少しながら変更することができて、後々ラクになってきます。

Amazonで売っているサイクルインナーの評価で、「パッドが当たらない」と書いているひとがちょくちょくいますが、おそらくサドルの座り方を工夫できてないケースも多いのかもしれません。

坂道では下ハンドルを握って全身でこぐとラク

今回ロードバイクに初めて乗ってみたんですが、バランスの取り方がむっちゃ難しい。

坂道で立ちこぎできない!とか思ったんですが、いろいろ試行錯誤した結果、登坂時はドロップハンドルの下を握り込んで、上半身で引っ張るようにすると、足を踏み込んだときに自然とペダルに力が入るので、ラクにこげます。これ知らないで前半の地獄の山登りを死ぬ思いで凌いでいました・・・。

高低差とペース配分には十分気をつけて

みんな初心者というか初体験みたいな感じだったので、そこまで意識してませんでしたが、おそらく南部周回ルートにチャレンジしようというロードバイク未経験者の方は、南部東側海岸のあたりと、ひめゆりの塔手前あたりが坂道の続く難所かと思われます。

初心者は本来ならギアを極力軽くし、細かめに休憩をとって坂道を攻略していくんでしょうけど、僕は姿勢が悪かったせいか正直過呼吸になるんじゃないかな?とか思いながら登ってました。慣れている方ならなんなく越えられるのかもしれませんが・・・。

 

実際に走ってみて書ける感想

距離を攻めすぎると危険。初心者の休憩は8km間隔でも良いぐらい

いろんな情報サイトを読んでみたのですが、だいたい休憩ポイントは15km間隔で設定するとのことですが、ほぼ全員未経験者ということもあって、念のため8kmぐらいの感覚でコンビニや昼食、カフェを休憩ポイントとして設定してました。

この選択は結構正解。実際15km間隔だと給水ペースが遅くて脱水症状になってたかもなと思います。

日差しがハンパなく強いので、日焼け対策は万全に

これは何度も注意したいんですが、晴れると尋常じゃない日差しです。日焼け対策はUVカットのウェア、日焼け止めと入念にするようにお気をつけください。

こんな道が自動販売機無く延々と続きます。日焼け止めは頃合いを見ながら休憩ポイントで塗り直したり、暑さでフラフラしてきたら無理せず木陰に休憩したり、身体に水をかけたりして、熱中症にならないように。日焼け止めは首や耳の後ろ、太ももやふくろはぎなども忘れずに。

ちなみに僕は、袖とグローブの隙間だけ異様に日焼けしました。日焼け止めを塗っていてもヒリヒリするぐらいです。マジでお気をつけください。

休憩にカフェはアリだけど調子乗って胃もたれしないように

途中、昼食には沖縄そば。糸満市では海の見えるカフェに立ち寄って休憩しました。海の見えるカフェはとても綺麗で、クーラーも効いているので身体をクールダウンさせるにはピッタリです。

ただ、めっちゃ後悔してますけど、男4人で大皿のパンケーキ2つ食べちゃったんですよね。

後半はもう上り坂無いだろうと甘くみた結果、胃もたれしつつ帰路につきました。美味しかったんですけど、サイクリング中はコンビニでフルーツ買ったりするほうがよっぽど良いだろうなと思います。

実際のルート紹介はまた今度

今回は結構いろいろ調べて買って使ってみたので、参考になるかと思い、グッズ中心にまとめてみました。気が向いたらコースの紹介記事でも書いてみようかなとと思います。お楽しみに!

 

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