ついに今年もそろそろ朝霧ジャムの情報が解禁され開催が決定しました!というわけで、タイコクラブについての記事が好評だったので、朝霧ジャムのほうも準備するための持ち物リストや、ポイントをまとめておこうかなと思います。長いので目次から必要な項目に飛んでください!
目次
朝霧JAMとは?
朝霧JAMとは毎年10月に、静岡の朝霧高原で開催される音楽&キャンプフェス。一泊二日の日程で、みんな思い思いにキャンプしながら、絶景のなかで音楽を聞くことができる人気のフェスになっています。ここ数年はフェス人気の盛り上がりで、駐車場チケットの入手も困難になっているほど!
朝霧JAMのメインステージであるレインボウステージから後ろを振り返ると、富士山が見えます。定期的に来ているバンドのなかでも、「富士山を臨んでライブするなんて最高ですね!」とライブ中にこぼすバンドもいるほどの絶景。
ステージ前がテントサイトになっているので、富士山を背中に音楽を聴きながらお昼寝!なんてことも可能です。
野外フェス向きの服装(ファッション)
実は僕のブログ、もう終わってしまったタイコクラブ(2019年からFFKTに改称)に関する記事が人気で、持ち物紹介とかをよくやっていたんですが、あらためて野外フェス向きのファッションについて紹介していこうかなと思います。
会場到着から夜までの僕の着替え
僕は大抵友達と朝霧JAMに参戦するのですが(大抵運転は後輩任せの横暴な先輩)、大阪から静岡に行く場合は何時間もかかるので、金曜の夜に出発するケースがほとんど。季節的にはもう秋なんで、金曜の夜から明け方はけっこう寒いです。特に朝霧JAMは入場口が開演するまで寒いなかで待たないといけないので、大抵Tシャツの上にジャケットを羽織っています。
到着して朝。陽が登ると晴れればけっこう暑くなってくるので、Tシャツ一枚になります。快晴だとテントを立てるのも汗をかくのでけっこう暑いです。曇ってるときは肌寒い場合もあるので、念のためフリースも持参する感じ。
日中はTシャツで十分なのですが、夜になってくるとどんどん寒くなってきます。僕の場合は陽が沈む前にユニクロのヒートテックを中に着込んだり、ズボンは霜がおりても大丈夫な耐水性のあるズボンに履き替えてます。上はフリースの上にジャケットを羽織ります。
21時を越えると温度はぐんぐん下がっていきます。過去の朝霧JAMで一番寒かったときは、テーブルの上の水が凍ってました。それぐらい寒いのと、レインボウステージ前のテントサイトは火器厳禁なので、ダウンジャケットをさらに着込みます。
だいたいフェスに行く時の鉄板が上のイメージ。初めて行く方は、防寒用の服をきちんと用意して欲しいのと、「重ね着できる」という観点で着るものを準備していくと良いと思います。アウターのダウンジャケットなんかだと、重ね着しにくいのでアウトドアブランドのレイヤリング可能な服のほうがやっぱり荷物はかさばらなくて便利ですね。
まず最優先すべきはレインウェアなんだけど・・・
とまあざっとファッション性はさておき、着るものについて解説しましたが、初めて行く方に絶対用意して欲しいのがレインウェア。
過去に何度か雨に見舞われたことがありましたが、やっぱり雨対策をしていないひとは悲惨。予報では晴れていても絶対にジャケットは防水仕様になっているものを持参すべきです。何人かの仲間内で行けば大抵レインウェアを貸してくれるひともいますが、やっぱり変な雰囲気になるというか、準備してこいよという雰囲気になるのでこれは絶対に用意した方が良いです。
で、防水なんですが、国内のフェスではThe North Faceのジャケットを着ているひとも多いんですが、正直日本の気候でGORE-TEX生地までは正直不要かも。mont-bellとかの安いやつでも全然問題ありません。僕はサイズの問題から海外製のジャケットを着ていってますが、特に好みが無い場合は、mont-bellとかのものでも良いかなって思ってます。お金もったいないし、Amazonのコメント欄とかを読みながら選んでみるのも良いかもしれません。
夜の防寒対策ウェア
次に防寒対策について。防寒対策といと、ごついアウターを想像しがちですが、一般的にアウトドアウェアでは、中に着込むのが基本。汗をきちんと吸う肌着の上にTシャツを着て→フリース→インナーに着込むダウンジャケット→防水のシェルジャケット、という順番が鉄板。
あったかくてごついアウタージャケットを持って行くのもアリだけど、中に着るものを温度に応じて差し替えて行くような着方のほうが、結果的に荷物を減らせるのでオススメ。
Tシャツはもちろん替えがあると良いけど現地でも変えます
日中は汗をたくさんかくので、Tシャツは替えがあったほうが良いですが、フェスの場合だと売店でフェスTシャツを購入することもできるので、そちらを利用しても良いかも。
僕は毎年朝霧JAMのTシャツを買ったりしています。フェスTシャツは可愛いのと、朝霧JAMのグッズは生地が分厚くて丈夫なので、けっこう好んで着ています。
足元はスニーカーでも良いけど、アウトドア系のシューズのほうが楽
足元に関してはまあ自由。スニーカーでも良いかもしれません。ただ僕の場合は雨が降ったときのために防水のアウトドアシューズを履いてるのと、日中はKEENのアウトドアサンダルを履いてますね。
友達もだいたいそんな感じ。僕の場合はサイズが無いので登山やトレッキング向けの割とガチめシューズですが、スニーカーで来る子ももちろんいます。スニーカーで来る場合はソールが頑丈なものをオススメします。
キャンプ向け装備(持ち物)
リュック・バックパック
着るものや装備を全部入れるバックパック。正直これはなんでも良いかなと思うけど、もし今から買おうと思ってる人向けにポイントを紹介するなら、荷物を一つにまとめられるか?という観点で選んだほうが良いです。たまに女の子で荷物をいくつか小分けにしてる子もいますが、買い出しやなんやらで何回かは荷物を出し入れするときがあるので、搬入・搬出を考えると、ひとつにまとめられるバックパックが理想。
僕は友達が入るためのテントなんかも詰め込むので、かなり大きめのオスプレイ製バックパックを使っています。80リットルぐらいだったかな。普通に初めていくなら友達もいるだろうし40リットルぐらいで事足りると思います。
バックパックは駐車場からずっと歩いてテントサイトまで背負うものなので、なるべく疲れないものが理想。通販よりも好日山荘とかで実際に背負ってみて購入することをオススメします。僕の場合はバックパックに寝袋、テント、着替え、その他の装備全部詰め込んで持っていきます。
テントおよびテントマット
友達に便乗するひとは不要ですが、僕はいつもテントとテントマットを持っていくことにしてます。朝霧JAMでは寝る場所は自分で確保しなければならないので、メンバーでテントを持参するひとが誰なのか、全員テントに入るのかかならず確認するように!最近はレンタルしてくれるお店もたくさなるので、探してみるのも良いです。
あと、テントマットというのはテントの中に敷くマットのことで、テント単体だと生地が薄いので地面がゴツゴツしてると居心地が悪いです。一人の場合であれば、一人用のマットレスを持参するんですが、友達と一緒にテントに入るケースが多いので、僕の場合はテント内全面に敷いてしまえるテントマットを使ってます。
こんな感じ。床の緑色のがテントマットです。
テントマットはたいてい地面からの寒さを防ぐために裏地が銀色になったりしてるものもあります。僕が使ってるのは2人+荷物想定でmont-bellステラリッジの4型。最近は店舗でしか売ってないですので、通販では天井が高くてフェス向きのクロノスドームのほうが売れてるみたい。
最近はフライシートと呼ばれる、上に被せるシートが別売りの場合もあるんでお気をつけください。
一人向けならマットレスだけでOK。
なぜ一人向けのほうが高いのか?というと、マットレスは空気を入れたりして、こっちのほうが快適なんですよね。僕は山登りの時しか使いませんが。僕が使ってるのはそんな感じ。もっと安いテントがいい!と言う方はAmazonベーシックのテントもオススメ。朝霧JAMとAmazonベーシックについてはこちらの記事にまとめてみましたので、是非。売り切れがちなので、このテントを狙うならお早めにどうぞ。
シュラフ(寝袋)
そしてテントの次は寝袋。これは正直なんでもOK!安いものだと数千円で購入できるので、好みの色とかで選んでもらって大丈夫。シュラフは大抵対応温度が表示されてますが、朝霧JAMは最低気温一桁ぐらいなので、氷点下になることは無いです。
あえて気にするなら「小さくなるか」というところかな。ただシュラフのバッグが大きくても、圧縮用のコンプレッションバッグと呼ばれるものもあったりするので、適宜使っても良いと思います、僕は服を圧縮するために二つほどいつも使っています。
フラッシュライト(懐中電灯)・ヘッドライト・ランタン
最後に忘れがちなのがライト。フェスの夜は明るいっちゃ明るいんですが、ステージからステージへ移動しようと思っても、夜は明かりが無い道もたくさんあるし、自分のテントに戻る途中で、他のテントの固定器具に足をひっかけて迷惑をかけてしまうことも多いです。
なのでランタンと懐中電灯みたいなやつは必ず持参するようにしてください。
正直なんでも良い。でも絶対にライトはもつように。
テントが崩れるぐらいならまだしも、たまたま火がついちゃったなんてことがあると大変。絶対にライトは一人につき2つは持っておくべきかなーと僕は思います。
必須じゃないけど、あると良いもの
ウェストポーチ、ないしはポケッタブル型のバックパック
必須じゃ無いけどリストの筆頭はなんといってもポーチ。とくに肩にかけられて、両手を自由にできるものがオススメ。現地ではフェスTシャツとか雑貨とかいろんなグッズを買ったり、僕の場合は煙草や財布を入れるのに使ってます。
アウトドアウェアって、ポケットにあまりものを入れられる仕様になっていないというか、入れるとダサいので、僕は長年こういうウェストポーチを持っていって、乾電池や薬、煙草、財布、そういったこまごましたものは全部このなかに入れるようにしてます。
サンダル・スリッポン
あとはサンダル!スニーカーで行くひとは不要かもしれませんが、日中は暑くなることも多いので、芝生の上だし、僕はサンダル持参派。普通のつっかけだとすぐに脱げてしまうので、KEENのアウトドアサウンダルを履いてます。
最近だとクロックスを履いてるひとも多いので、もし荷物に空きがあったら入れてみることもオススメします。
日焼け止め
意外なんですけど晴れた場合は日中けっこう日差しが強くなる場合もあるので、女性の方は念のため日焼け止めを持ってきたほうが良いかも。甘く見るとTシャツ焼けしたり、時計焼けしたりします。
使うルートやいつものテント場所
買い出しは毎年お決まりの場所で
買い出しはいつも現地手前。ギリギリで買うようにしています。朝霧高原のある富士宮には、マックスバリュもあるので、大抵は道すがら近い店舗に寄る感じ。
テントをどこに設営するか
僕はいつもレインボウステージ前のキャンプサイトAでテントを張るようにしています。キャンプサイトAは避けるひとも多いんですが、僕らはいつも場内駐車場のチケットなので、入りやすい&出やすいAを狙って入るようにしています。
斜面なのと夜はちとウルサイかもですが、朝霧JAMはオールナイトではないので、まあまあ平気。
キャンプサイトAの注意点と、持ち込めないもの
キャンプサイトAの注意点としては、BBQなどの直火はもちろん炊事など、いわゆるキャンプ的な楽しみ方ができません。これはステージに近いからっていうことと、サイトが斜面なので一度出火してしまうと大火事になる恐れがあるからだと思います。
ちょこちょこBBQをしているひとを見かけるんですけど、危険なのと周りからしても絶対に迷惑なので止めるように!昨年のサイトではサイトの比較をやってました。こうして比べると、みんなBに行くのも頷ける・・・
CAMP SITE【A】 | CAMP SITE【B】 | |
タープ・大型パラソル等 | × | ○ |
炊事 | × | ○ |
直火 | × | × |
傾斜度 | △ | ○ |
騒音度 | ×(STAGE音) | ○ |
木陰度 | × | ○ |
ただテントのそばでそのままライブを観賞できるのはとても良いのでオススメなんですけどね。
チケットは買い忘れのないように!
あと当たり前なんですが、朝霧JAMは年々人気が増して、チケット価格も上昇中ですので、くれぐれも発売開始したらすぐに手に入れるように!最近はチケットキャンプで転売ヤーから購入・・・なんてこともできなくなったので、みなさんお気をつけください。
朝霧JAM現地の様子
開場前はとても寒いのでご注意&こんなに早く来る必要無かった
これは駐車場に到着したあと、開演を待っている時の写真。ただ、実際にはそんな早く到着する必要はありませんでした。
なぜなら開演後のレインボウステージは・・・
ステージの様子
こんな感じ笑。これは到着してから「まあ時間ありそうだし、ちょっと飯食うか」と友達と一緒に出店で朝ごはんを食べているときの写真です。
朝霧JAMにはもう一つステージがあって、レインボウステージを抜けて坂道を登ったところにある、ムーンシャインステージがそれに当たります。ムーンシャインは、DJ寄りのアクトのほうが多くて、僕はこちらに入り浸ってるときが多いですね。
この写真は(写ってないけど)Carl Craigのときの様子。DJコントローラーで交響曲とかをガンガン流してて、とても盛り上がりました。
テントサイトAの様子
到着直後のテントサイトはこんな感じ。まじ誰もいません。呆然とする後輩。
お昼過ぎてくると、周りにはテントが並び始めてこんな感じに。夜は結構ぎゅうぎゅうになるので、テントロープで足をひっかけて転んだりしないように、ライトは必須!
最近は野郎ばっかりで参戦しているので、女子は少なめですが、グループに女性がいると男性陣もゴミを綺麗に片付けるので、彼女をつれていくのはオススメですね笑。
まとめ:何があっても大丈夫な準備を!
とまあ、これまでもいくつか書いてきた内容を朝霧向けにまとめてみましたが、やっぱりアウトドアなので準備は何よりも大切。せっかくのフェスなのでオシャレにも気を使いたいところですが、まずは防寒着やレインウェアはきちんと用意しておくこと強調しておきます!それでは楽しんで!朝霧高原で会いましょう〜♪
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