Zineを作ろう!と思い立ったので、「そもそもZineって何よ」というところから制作までやっちゃおうという連載企画。そろそろ作ろうってことで、第5回のテーマはどんなZineがあってどうやってつくってんのかまとめてみました。
※実際にA4用紙1枚から豆Zineができるまで、作り方をまとめた記事はこちら。
目次
紙とホッチキス(あとコピー機)
元々のDIYな感じのものは、紙とホッチキスだ。昔の歴史はこちら、綴じ方はこちらを参考ください。(手書きでもいいから)原稿つくったらコピーして留めるだけ!な仕様。Mark Gonzalesの昔のZineを見てみると、実は結構センスが必要な気もします。
荒削りな感じのMark Gonzales。愚痴をまとめて刷って配るセンスに脱帽するわ。
Nievesとか、リトルプレスの作り方
スイスのリトルプレス「Nieves」のZineはきちんと装丁されてて、キレイ。ハードカバーで頑丈に装丁されてるわけじゃないけど、安価にアートブックを頒布する方法として、すごく戦略的ですね。カタログを見ると、日本人のアーティストもいたりして、世界各国のアーティストを引っ張ってきてます。
Nivesの場合は「Nievesの!」っていう前提があるから、ある程度フォーマットがあるわけだけど、一般のZineは実は全然そうじゃなかったりもする。
原稿をつくる
で、原稿をつくる、ために何を編集しようって話になるわけなんだけれども、雑誌より個人の捜索活動的な意味合いが強いZineは企画ものをワンテーマでつくって完成させるものが面白そう。
大阪のZine専門店、BooksDANTALIONさんでゲットできるもので、めっちゃ面白そうなZineをつくってる“yakk”という女子4人組の方がいるんですが、原稿を作るまでをTwitterとかUstreamで公開してて、これがむっちゃ面白い。
Vol.004(DANTALION)
そもそもの、何に印刷するかっていうところから自由な発想。作ってるのも楽しそうだよね。
実はyakkさん、女子のブームとして装苑とかでも紹介されてるみたいです。確かにかわいい(しかも面白い)。のんびりとした企画風景がUstreamにもアップされてます。このひとたち、超面白いと思うな。会ってみたい。