ネット広告から離れた記事が続きますが、今日のブックマーク。
今日は都築響一の基調講演に参加してきました。
主には、コンクリートで仏像をつくっていた伝説の職人、浅野祥雲氏に絡めて“アートか、そうでないものか”という話題が中心でしたが、ソフトオンデマンドはもしかするとファインアート、という話題で会場がひとつになってたのが可笑しかった。もちろん女性の方もたくさんいらっしゃいましたが。なかでも印象的だったセリフを。
僕らの仕事って、Google検索で出てきたら“負け”なんです
あとこれも。
「作為的なご当地“B級ブーム”になったら、それはその地域がメディアに迎合してるだけのような気がするな。取り上げられるためだけに仕掛けるカルチャーなんて、変だよね」
僕は面白いものを見たり聞いたり、何かに没頭しているようなひとの話が好きです。映画や読書もそうですが、いろんなことを頭に詰め込んでいくと、化学反応が起こって知識が一気につながる感覚があります。分からなかったらGoogleで検索、も便利なのだけど、本当の知識ってもっと有機的な体系であるような気がします。もっとインプットを増やしたいですね。
中京大学Cスクエア 第93回企画展「石川直樹展 ARCHIPELAGO」
さて、話は変わって写真です。最近はあまり余裕がなくて撮りませんが、それでも自分の撮る写真を好きと言っていただけるのは嬉しいものです。いろんな写真を見ると、むくむく撮りたくなってくる自分に気がつきます。
ということで、「石川直樹展 ARCHIPELAGO」です。日曜・祝日はお休みですが、10月19日(月)から11月14日(土)までやるそうです。これは行きたいですね。自分の感性も磨くチャンス。
<WIKIPEDIAより>
石川 直樹(いしかわ なおき、1977年6月30日 – )は日本の探検家・写真家。
東京芸術大学大学院美術研究科博士後期課程修了。多摩美術大学芸術人類学研究所研究員。人類学、民俗学などの領域に関心をもち、行為の経験としての移動、旅などをテーマに、作品を発表し続けている。文豪・石川淳の孫にあたる。
公式サイトはここ。これぞ写真って感じがする。