NTTドコモがiコンシェル内で、日光市内の観光イベントなどの情報を配信するそうです。iコンシェルについてはこちらを参照。

 

・ドコモ、「iコンシェル」で日光市の観光情報の配信を開始 from asahi.com

・ドコモ、「iコンシェル」で日光市の観光情報の配信を開始 from japan.internet.com

・ドコモ、iコンシェルで日光の観光情報を配信 from ITmedia

 

この「行こう!日光」ってコンテンツの利用料金は無料(iコンシェルの利用料金は210円/月だけど)。iコンシェルは、今年2月14日時点で契約数が350万契約を突破。3月中には400万契約を突破する見込みらしい。

 

プレスリリースによれば、

NTTドコモ(以下ドコモ)は、栃木県日光市より情報提供を受け、「iコンシェル®」により、日光市内の観光イベントや行事予定の情報配信を行うサービスを3月23日(火曜)より開始いたします。

「iコンシェル」から自治体発の情報配信を行うのは日光市が全国で初めてとなり、今回の取組みを契機に、ドコモでは今後も地域に密着したコンテンツの拡充を進めまいります。

「iコンシェル」は契約数が2月14日(日曜)に、2008年11月19日(水曜)の提供開始から約1年3ヶ月で350万契約を突破し、3月中には400万契約を突破する見込みです。また、コンテンツ数も528コンテンツと順調に増加をしており、今後もお客様の生活エリアやお好みの情報に合わせた情報を、適切なタイミング、方法でお届けできるようなコンテンツを提供できるよう、努めてまいります。

 

とのことです。

 

確かにすごく便利なんですよね。Googleマップしかり、地域情報もどんどん調べやすくなっていくのが、今後の携帯端末含めたデジタル領域の行く先だろうとは思う。“広告によるコミュニケーション”より、“情報”によるソリューションのほうが目を惹くわけですし。何しろ新しいって感じするし。

だけど考えてみると、こういう観光情報って利用するのは「もう行こうと思っているひとだったり、既に観光中のユーザー」だってことも忘れちゃいけない気がする。
ただでさえ巣ごもり消費とか言われるこのご時世、観光情報を配信したアプリつくったら観光客が増えるのかというと、ちょっと違う。

本当にひとを動かすのは、ただの“情報”ではなくて、積極的にアクションを取りたくなる“興味”の部分。だからこそ、広告やその他“コンテンツ”になる部分で広告会社はものを考えないといけないって気がする。

いやもちろん「iコンシェル」は実際とても便利です。世の中に必要な仕組みだけど、世の中を活性化させるためには、まだ“十分”な仕組みではないってことだと思う。広告会社ができるのは、その先の部分だし、むしろどんどん提案してかなきゃと思う。

 

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