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引越しをして、仕事や趣味に没頭しやすいデスクも無事完成し、もう一生会社に行かなくても快適に仕事できるなと思った矢先、東京都の緊急事態宣言が解除されました。というわけで、ぼちぼち会社に出社する日も増えてきている今日この頃。
僕の勤める会社では週に2日をリモートワークDAYと銘打って、いわゆる「通勤しなくても良い日」という日が設定されています。良くも悪くも結果さえ出ていれば万事問題無しというスタンスなのか、正直ずっと出社していないひともいたりするし、まあまあ自由。長期的にはオフィスなんかも「全員座ってる必要無いよね」ということでフロアを減らしたりしそうだなと勘ぐったりもしています。
そんなこんなで、まだどっちに転ぶかは分からないわけだけど、デスク(および部屋)の環境は引き続き改善したいなあと考えていて、久々に冒険してみました。今回のお題はマイクスタンドです。
Blue Microphone Yetiが大活躍
普段家で仕事をするときにマイクを使っているんですが、それが数年前にPodcast収録向けに購入したBlue Microphone社製のYetiというマイク。確かちょっと前にLogitech(日本では商標の関係でLogicool)が買収した気がするんですが、最近新型の「Yeti X」という製品も出て話題ですね。
USB接続だけでiMacと繋げることができるので無駄な配線も不要で、コンデンサマイクなので音質もクリア。久々に取り出して使ってみたらとても評判が良いので、最近仕事のオンラインミーティングではこのマイクを使っています。
このマイク自体にはものすごく満足しているのですが、ひとつ難点があって重たいことと場所をとること。場所をとるのは仕方がないにしても、使わないときに脇にどかしておきたいときなんかには、重たいだけあっていちいち移動させるのが面倒くさい。というわけで、デスクアーム式のマイクブームを買おう!と思い立ったわけです。
Blue MicrophoneにはCompassがある
Blue Microphoneはマイクメーカーなので、「Compass」というマイクスタンドもちゃんと用意しており、海外のYouTuberによる動画なんかを見ると良く登場していて、レビューも多いです。
下の動画はYetiマイクとのセット紹介動画。デスクに取り付けることを想定しているので、うちの部屋でもデスクに穴を開けずに取り付けることができそう。
このCompass、デザインも良くて見た目もスッキリしているし良いなあと前から思ってて、これを買おうといろいろ探していたんですが、どうやらアーム部分の調整が難しいらしく、調整に苦労するひとも多いらしい。また、アーム部分の長さが一緒ではないため、折り畳んだ状態でデスク脇に収納することを多分想定していないみたい。というわけでこれは候補から外れることに。
結局RODEのPSA1に決定
最終的に購入したのはRODEという、これまたマイクブランドの出しているマイクブーム。Compassと同じく、デスクに取り付けられるクランプがついていて、機能的にはほぼ同じ。ただしレビューの評判を読む限りかなり高評価コメントも多かったため、これにしました。
Amazonではもっと安価なマイクブームなんてたくさんあるわけですが、マイクの関連製品って結構当たり外れが激しいので、ちゃんとしたブランドのものにしたほうが良いのかなと。あと決め手はこちらの動画。
RODEのPSA1はマイクを移動させても、マイク位置が変わらず常に平行をキープするように設計されている、というところに惚れました。RODEブランドについては、Wireless GOを持っているのである程度信頼していたっていうのもポイント。
取り付けは簡単
というわけで発注しましたが、今回は在庫があったためすぐに到着。リモートワーク需要も多いためか、Amazonやサウンドハウスでも結構人気みたいなので、在庫が急になくなったりしてて、気になるひとはこまめにチェックしておいたほうが良いかなと思います。同梱物はこんな感じ。
この状態で荷札が貼られて届きました RODE PSA1の付属品
アーム部分とデスク固定用のクランプ、加えてデスクに穴を開けて確実に固定するための器具(シルバーの筒状の部品)、さらにマイクねじの変換アダプタも付属していました。取り付けは簡単で、クランプをデスクに固定したらアームをクランプの穴にズボッと差し込むだけです。
差し込むだけなので360度回転します 仮留めですでに満足
穴に棒が刺さっているだけなので、マイクアームは360度回転させることができます。設置自体は数分で完了。RODE PSA1にはケーブル類を這わせられる溝が可動部につけてあって、さらにRODEお馴染みのマジックテープがついているので、ケーブルの取り回しもスッキリさせることが可能です。
RODE PSA1×Blue Yeti コードを束ねる溝やマジックテープも
デスクの振動をマイクへ伝えないためのショックマウントは、一般的なコンデンサマイク向けのショックマウントではなく、Blue Microphoneが出している専用のショックマウントを購入しました。
一応他のショックマウントでも対応できるみたいなレビューは見かけたんですが、Yetiマイクは一般的なマイクとやや仕様が異なるので、今回は純正品を利用。
Blue Radius III
純正品だけあって質感はとてもキレイ。マイクそのものもブラックだったら、ピッタリだったのかもしれません。でもまあキーボードやDJ機材が黒いので、シルバーでも良いアクセントにはなっているかなと。
Podcastやナレーション、リモートワークのお供に!
最近よく思うのですが、コロナ禍で良くも悪くもこれまでの習慣が結構見直されてて、とくに通勤とか客先に足を運んでのアポとか、そういうものがバッサリなくなっているわけなんだけど、これってコロナ禍を脱したあとに元に戻るかというと、戻らないと思うんですよね。うちの会社なんて、社内にオンラインアポ用のテレフォンブースみたいなのが大量に設置されてて、もう既にコロナ後のことをかなり見越してたりもします。
同僚も出社しない派のひとは多いし、マイクとかヘッドフォンが「家で仕事をするときの最低限気を使うべきアイテム」みたいなポジションになってくるんじゃないかなと思ったりもしています。こだわりたいひとには、そういった意味で投資する価値はかなりあるかなと。
YouTubeで取り付け方法をUPしてみました
追記ですが、大きさや取り付けた感じを見てもらうために動画にしてみました。