Podcastで銃について語ってみた(やっぱり銃が好き!特集)のですが、一部説明が足りていなかったところがあったので、ラジオを聴いて興味をもった方向けにエアガン、特に次世代電動ガン周辺の情報について記事にまとめてみました。

サバイバルゲームをやってみたいなとか、眺めるだけで良いけど買ってみたいな、という方向けにチェックしてもらえると嬉しいです!

まずは、エアガンを購入するときの注意点から

エアガン(こん記事ではガスガンも含めて)とは、BB弾を圧縮された空気で発射する銃を指します。なのでいろいろうんちくはあっても「サバゲーや競技で使う」ことが前提。なので本来の用途に即していうとエアガン「軽く」「反動が少なく」「音が小さい」ことが求められます。一方でこの記事で紹介する次世代電動ガンは、これまでサバイバルゲームなどで電動エアガンを使っていた方々からはかなり異質な存在になっています。

自分が購入しようとしているものが、電動ガンなのか、はたまた次世代電動ガンなのか、はたまたガスガンなのかは注意しておいたほうが良いかなと思います。

やっぱりサバイバルゲームで使うなら通常の電動ガンやハイサイクルのほうがオススメ。重たかったり、取り回しがちょっと面倒になっても、よりリアルな反動を感じながら楽しみたいひとには、次世代電動ガンは向いていると言えそうです。

 

次世代電動ガンとは

次世代電動ガンとは遊戯銃メーカー東京マルイから発売されている、新しい仕組みの電動ガン。最大の特徴は「リコイルショック」。つまり撃ったときの反動。このリコイルショックを生み出す機構は、意外にシンプルで、エアガン内部にリコイルを生み出すための重りが入っており、発射毎に後ろへ移動することにより、発射方向と逆方向へ力がかかる仕組みになっています。

リコイル機構が入っているため、当然のように重量は他の電動ガンよりもやや重め。さらに言うと、楽しみ方としては飾って楽しむような用途も意図しているのか、レシーバー(持ち手)部分が金属製であったりと、かなりこだわりの作りなので、当然さらに重くなります。

とは言え、そのデメリットを凌駕するのが「デザインと命中精度の完成度」。後述しますが、次世代電動ガンからリコイルユニットを取り払って、サバイバルゲームで使用する強者もいたりします。

東京マルイから発売済みの次世代電動ガンシリーズ

さてそんな次世代電動ガンですが、東京マルイからは現在22種類のラインナップが揃っています。人気のものをいくつかピックアップしてみます。

まず紹介したいのが、次世代電動ガンの完成形と言われているのがこの↓レシーライフル。

バレル(銃身)が長いため、命中精度が高く耐久性も高いです。また左手を添えるレシーバー部分には、アメリカで軍用品を納品しているダニエルディフェンス社監修のレシーバーが取り付けられています。これ金属製なんですが、とても重厚感があって、良いです。このレシーライフルは生産量が少ないらしく市場にあまり出回っていないようなので、見つけたら買っておいて後悔はしないモデル。中古でもプレミアがつく場合もあるようですね。

次に人気なのが、「DEVGRUカスタム HK416D」

DEVGRUというのは、アメリカ海軍の特殊精鋭部隊SEALSの一個部隊からとった名前で、用はチーム専用にカスタムしてあるということ。「HK416D」もあるのですが、スタンダードなモデルに比べて、サイレンサーとハンドストップがついており、よりタクティカル性がアップしています。サバイバルゲームではこれを使う方も多いですね。

最後にもうひとつの人気モデルが「SCAR」。SCARは次世代電動ガンのみならず、あらゆるメーカーのものが人気ですが、やっぱりデザインが渋いのはカッコいいですよね。

カラーはブラックのほかにもSCARならではのタンカラーも。また5.56x45mm NATO弾を使うSCAR-Lの他にも、7.62x51mm NATO弾を用いるSCAR-Hモデルもあります。両者の違いはマガジンがストレート(H)かカーブを描いているか(L)で見分けられます。ちなみに上の画像はカーブを描いているので、SCAR-Lのほう。

その他含めた次世代電動ガンのラインナップは、箇条書きにまとめておこう。

M16/M4系統

M4とは、アメリカ軍に広く配備されているユージン・ストーナーが開発したM16A2の銃身長を短くしたアサルトカービン。次世代電動ガンシリーズでは、ベーシックなM4A1カービンに加えて、ソップモッドM4では、ライトやダットサイトといったオプションが搭載可能なハンドガードになってます。また派生モデルとして取り回しやすいCQB(Close Quarters Battle、近接戦闘)向けのモデルやスナイパーよりの銃身が長いモデルも。

  • M4A1 カービン
  • ソップモッドM4
  • CQB-R(ブラックモデル / フラット・ダークアース)
  • レシーライフル(ブラック / タン ※絶版)

Heckler-und-Koch HK系統

HKシリーズは、ドイツのHeckler-und-Koch(Heckler & Koch)社がアメリカ陸軍からの依頼を受けて、M4カービンを改修したモデル。M4を改修したモデルはM4クローンとも呼ばれ、世界各国の銃器メーカーがアサルトライフルを発表しています。次世代電動ガンのなかでは416Dという基本モデルから、カスタムモデルや7.62x51mm NATO弾仕様になったHK417がラインナップされています。

  • HK416D
  • HK416C カスタム
  • HK416 デルタカスタム
  • DEVGRUカスタム HK416D
  • HK417 アーリーバリアント

FN Herstal SCAR系統

みんな大好きSCAR。SCARとは、「Special operations forces Combat Assault Rifle」訳すと、特殊部隊用戦闘アサルトライフルという名称で、メーカーはベルギーのFNハースタルという銃器メーカー。アメリカではM4の後継として注目されており、左右に部品を取り替えて操作性を向上させることが可能。次世代電動ガンのラインナップとしては5.56x45mm NATO弾が通常ラインとCQCモデル。加えて7.62x51mm NATO弾仕様のSCAR-H。

  • スカーL(ブラック / フラット・ダークアース)
  • スカーL CQC(フラット・ダークアース / ブラック)
  • スカーH(ブラック / フラット・ダークアース)

Heckler-und-Koch G36系統

G36はG3の後継として開発がスタートしたモデルですが、右往左往あって90年代半ばに完成の日の目を浴びたモデル。銃身の上についている取っ手が特徴的。

  • G36K
  • G36Cカスタム

Avtomat Kalashnikova(AK)系統

AKシリーズはロシアの銃で別名カラシニコフとも呼ばれて有名。組み立てが容易な一方壊れにくいため、世界各地で模造品が出回っています。特にゲリラ部隊がよく使う銃として有名ですね。次世代電動ガンシリーズのなかでは、AK-47という最も知られたモデルから、近代バージョンであるAKSシリーズまでラインナップ。カスタムモデルは無い模様。

  • AKS74U
  • AKS74N
  • AK102
  • AK47

リコイルを味わうなら、他社のガスガンも

ちなみにお目当のモデル、例えば他のアサルトライフルやスナイパーライフルといった次世代電動ガンには無いモデルが欲しい場合は、ガスを使ったガスブローバックガンを探してみるという選択肢もあったりします。ガスガンの場合はサバイバルゲームでも補充ガスを常に持ち歩かないといけないので、不利といえば不利ですが、リコイルショックで撃ってる感を重視するのであればオススメですね。

 

買ってみたエアガン/ガスガン

で、Podcastでも喋りましたが、買ってみたのがこの二つ。次世代電動ガンシリーズの「レシーライフル」とガスガンのSCAR-Lです。

次世代電動ガン買うひとって眺める(+たまに撃つ)派のひと結構多いんじゃないかなと思うんだけど、こうして並べるとSCAR-Lはタンカラーにして正解でしたね。壁とかにディスプレイするときに色を変えるのは良い感じになるんじゃないでしょうか。

レシーライフル

レシーライフルはブラックを買ってみました。バレルの長さは16インチのままにしていて、バイポットという足をレシーバー部分に装着。また、握りやすいようにレシーバー部分にマグプル社のアングルフォアグリップを付け、スコープは東京マルイ製の「NEWイルミネーテッド・ショートズームスコープ(3〜9倍)」。タクティカルスナイパー(というジャンルがあるのかは不明だけど笑)風に仕上げてみました。

感想としてはなんといっても剛性!レシーバーはもちろんバレルが金属製なので、持った感じしっかりした重みと剛性を感じることができます。かなり所有欲を満たせるレベル。マガジンもスチール製なので、かなり本物感があり、飾るためだけでも買っておいて損はないなと思いました。

※追記:レシーライフルはこれまで在庫希少だったらしいですが2018年6月あたりから再生産されるようです

SCAR-L(タン)

もうひとつがSCAR-L。これはガスブローバックなので、東京マルイの次世代電動ガンではなく、WE社製のガスブローバック。ですが、こちらも次世代電動ガンのレシーライフルと同じく、オプションは同じ規格なのでバイポッドとダットサイト、あとタンカラーのグリップもつけています。

WEはSCAR-Lは発射したときの金属音も良いなと感じたのと、そもそもガスで発射するタイプのものなので、リコイルのキレがとても気持ち良かったです。

 

エアガンのカスタムについて

次世代電動ガンのカスタムでは、オプションのパーツをいろいろ付けて楽しむ方法と、より命中精度を高めるために内部ユニットをカスタムする2つがあります。内部をいじるのは公式には推奨されているわけではないので、今回はオプションパーツを使ったものを中心にご紹介します。オプションは主にレシーバー部分につけるわけですが、次世代電動ガンは幅20mmタイプの規格になっているので、ご注意ください。

光学サイト(東京マルイ純正のカスタムパーツ)

見た目としても、ゲームで使うにも最も効果的なのが光学サイト。照準を示すだけのシンプルなダットサイトやホロサイトの他にも、スコープはやっぱりカッコいいです。ちなみに、東京マルイのプロスコープズームを次世代電動ガンに使うときは、マウントを別で用意しないといけないのでお気をつけください。

スコープ用のマウントリングは高さが違うものが用意されています。目の高さってひとによって違ったりするので、こういう細かな配慮はとても良いなあと。

マズル系アクセサリー(東京マルイ純正のカスタムパーツ)

あとはサイレンサー。東京マルイからはナイツアーマメント社のデザインを模したタイプとショートタイプが販売されているほか、フルオートトレーサーという夜間でのゲーム時にBB弾の軌道を光らせるストロボも

ライト/フラッシュ関連(東京マルイ純正のカスタムパーツ)

正直夜間にサバイバルゲームをするのは初心者には難しいかとは思いますが、LEDプロライトはスイッチを延長させるリモートスイッチも販売されてます。

あとレーザーを出すPEQ-16というパーツ風のバッテリーケースも。これはビジュアル向けですかね。次世代電動ガンはリコイルユニットが結構バッテリー消費すると思うので、こういう予備のものはあっても良いのかもしれません。

グリップ関連パーツ(東京マルイ純正のカスタムパーツ)

グリップまわりだと、僕が使っているのはマグプル社製の小さなフォアグリップですが、東京マルイ製のものはつけておくと良いです。というのも次世代電動ガンって結構リコイル(反動)強いので、持っているときの反動制御をするにはグリップをつけるのが手っ取り早い。

僕のレシーライフルはレシーバーが金属製なのもあってかなり硬く、握りこむとかなり痛いレベル。なのでグリップは付けておいたほうが良いかなと思います。

その他のパーツ(東京マルイ純正のカスタムパーツ)

その他のオプションとしてはバイポッド。これは本来、這った状態で狙い撃ちするスナイパー向けのものなのでつける必要性は薄いけど、自分は飾っておくためにつけておいてる感じ。

あと一番テンションが上がるのはグレネードランチャー!これは見た目もカッコいい。これは実際にBB弾をタ弾で発射できるようになっているランチャー。

ガスグレネードランチャー M320A1

次世代電動ガンのモーターとは連結しておらず、ガスを充填します。同時に18発のBB弾が出てきますので、サバイバルゲームの不意打ちに良さそう。

カスタム例など

さばなびさんでレシーライフルのレビューと一緒にカスタムが紹介されていました。ぜひサイトを見てみてください。レシーライフルやっぱカッコいいですよね。

・【エアガンレビュー】一番人気(?)の次世代電動ガン「RECCE RIFLE(レシーライフル)」レビュー! | さばなび

さばなびさんのサイトでは、命中精度の検証や発射ユニットの中身とか、実際に入手しないと分からない細かいところまでがっつり紹介されているのでオススメです。

オーミット系のカスタム

次世代電動ガンの楽しいところは、なんといってもリコイルを味わえるところかなと思いますが、サバイバルゲームでは反動制御と音の大きさはデメリット。次世代系は命中精度がとても高いため、リコイルユニットをオミット(取り去る)するひとも結構いるみたいです。

この動画はM4A1カービンのリコイルユニットを取り外し、バッテリーを変更しているカスタム。ちなみにリコイルユニットを取ってしまうと、振動がモーターに悪影響を及ぼす可能性があるため、バネを特殊なものに変更したりと工夫したほうが良さそう。

 

撃ってみるならシューティングバーやエアガンショップも

サバイバルゲームに参加したいわけじゃないけど、たまには撃ちたいんだ!という方にぴったりなのが、シューティングレンジやシューティングバーなどの場所。自分のお気に入りの次世代電動ガンを持ち込んで、ショップなどに併設されたスペースで撃つことが可能です。

サバイバルゲームのフィールドって、結構中心地から離れてしまうことが多いと思いますが、大阪だと日本橋のASOBIBAとか、屋内フィールドもしくはショップ、あと最近はシューティングバーなどの場所でも撃ってみることができます。次世代ならではのリコイルは撃ってみないと体感できないので、実際に持ち出してあげるのがオススメです。

 

参考リンク

あとNAVERまとめにもまとめてますので、よかったらどうぞ。そっちのが読みやすいかもしれない焦。

・【入門】初心者の自分が次世代電動ガン(エアガン)を始めるときに参考にしたものまとめ(NAVERまとめ)

・次世代電動ガン一覧 – 電動ガン | 東京マルイ エアソフトガン情報サイト