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DJブースの音には満足
コロナで旅行行くのも憚られるので、部屋にこもってばかりです。
暇を持て余して、DJブースにスピーカーを設置してみたり、スタンドをDIYしてみたりと、最近スピーカーに関することばかり記事にしているわけですが、なぜだか昔に書いたDJ向けのPAに関する記事なんかもよく読まれている模様。
その後DJブースをどう使っているかというと、音を出すために使っているDJミキサーの性能が良いせいか聴き疲れしなくてとても楽なので、BGMを流すのに使っています。普段、仕事はリモートワークなので、会議はオンラインミーティングなのですが、それ以外の作業時間はずっと音楽を聴いていて、ずーっと流していても本当に楽で気分も良く、とても気に入っています。
次のチャレンジは低音

コロナ禍も長引きそうだし、せっかくなので、もうちょっと安上がりでチャレンジできることを考えていて、そのアイデアのひとつが「サブウーファーをつくる」というテーマです。
いま使っているDJブース用のスピーカーはMarantz社のLS-5Vという小型スピーカーなんですが、密閉型でかなりコンパクトなので音の切れ味はとても良いのだけれど、低音を鳴らせない(鳴らしにくい)というデメリットもあります。
そこで安いサブウーファーをハードオフかどこかで買ってきて繋いでみようと思っていたのですが、ちょうど良いサイズ感のものが全然無い。基本的に世に出回っているウーファーというのはホームシアター向けや、ピュアオーディオ向けのものなので、スピーカーユニットがおさまっているエンクロージャー(箱)も巨大で、奥行きをかなりとってしまいます。
デスク上は機材を置きたいので、極力スペースをとりたくないなと思ってカーオーディオ向けの中古品などなども見てみたんだけど、しっくりくるサイズ感が全然無い。というわけで自作してみようかなという考えに至りました。
厳密にやろうとすると案外難しいエンクロージャーの設計
というわけで早速設計図をAdobeのIllustratorで描いてみたりしてるんですが、これが意外に難しい。
設計図を描くこと自体はさほど難しくないわけですが、狙った低音の周波数できちんと鳴るように、計算しながら設計するというのが結構な難易度なんだなと身を持って体感しています。ま、そら素人が箱つくっただけで狙い通りに音が鳴ったらオーディオメーカー要らんよな。
しかも、日本語で公開されている情報の半分ぐらいが昔の常識で止まっている感じのものも多くて、かつてのオーディオ雑誌の功罪というか負の遺産というか、要するに諸説入り乱れていて、あんまりあてにならない。というわけで物理的に共振周波数を計算できる海外のウェブサイトなんかを参考にしているわけですが、それでも細かいパラメーターの設定ができなかったりと結構ハードルがいくつもある状況。これはもう箱自体はいっぺん作ってみて、ダメだったら解体して作り直しみたいな、そういう方法のほうが良いのかもしれません。
海外のオーディオガチ勢YouTuberとかを見てみると、ある程度の設計はしているものの、容積量の巨大さでぶん殴りに行くスタイルのひとが多くて、やっぱ陽キャの国は違うなと感心しているところです。
ユニットは低音に特化したコスパ重視のブランドにしたい
ちなみにユニットはコスパ重視でDayton Audioを予定。
FOSTEXやJBLも良いですが、そもそもフルレンジで鳴らしたいわけではなくて、低音以外はフィルターでカットする予定なので安いものでも良いかなと。いま見ているのは直径が20cmのものと17cmのもの。
直径を20cmにすると最低29Hzから鳴らせます。人間の可聴範囲が20hzぐらいからだと思うので、まあこんだけデカかったら大丈夫だろう。
最終的に実際つくるのかまだ迷ってはいますが、いくつか良い感じの設計が完成したら、ぼちぼち公開してみようと思います。