海外版が話題になってる頃からDLしててやってたんですが、しばらく放置してたiPad(最近iPhoneにも対応)ゲーム。なんですが、これ結構面白いです。
とりあえず、すごい綺麗。
ストーリーはシンプルで、主人公を操って、戦士として課せられた使命をクリアすること。
これまで8bit(要はドット絵)で綺麗な画面をつくろうとしたゲームは数多くあったように思うけど、音までこだわって極限まで生の演奏音に近づけたものを使ったりしたゲームってiOSでは意外に少ない。ゲームの趣旨を忘れて、画面にうっとりできるぐらい、ホントに綺麗。
この雰囲気、実はすごく日本的な感じがするんですが、制作者のインタビューを読むと「ワンダと巨像」「ICO」なんかにも影響されたチームらしい。世界観押しっていうの、何となくわかるわー。
・帰国直前に滑り込み!『スキタイのムスメ:音響的冒剣劇』開発者インタビュー!
DLはこちらからどうぞ。
突っ込みどころも満載。こういった小細工もそうだけど、ゲーム中のBGMに登場人物の声が被さってくるんだけど、それも「アリーナってさチケットの値段、凄く高いんだけど、僕は行きたいんだよね」みたいな全然関係ない声が入ってくるという(笑)
ちなみに「ICO」というゲームはお城に閉じ込められた主人公が、偶然出会った女の子と一緒に脱出する謎解きゲーム。「ワンダと巨像」は魂を抜かれた女の子を助けるために巨像たちと戦うゲーム。広大なマップのなかで何をやってもいいっていう、当時としてはすごく新感覚だったゲーム。
二つのエンディング、すごい好きなんだよね。こちらはICO。
ワンダと巨像はこちら。
ちなみに、「ワンダと巨像」のキャッチコピーは、
最後の一撃は、せつない。