昨朝とても面白い記事を見つけたのでリンクを貼っておきます。
・勝ち組メディアを作るために考えるべき、ただ一つのこと from ハチヨンdialog
つまり@andvertさん(Twitterアカウント)の主張はシンプル。
①情報量増大のトレンドには誰も逆らえない。
②生き残るにはこのトレンドに乗っかってメディアをマネタイズする必要がある。
③それは「情報量が増大するにつれてスケールメリットが生じる」種類の商材である必要がある
とまあこの話を置いておいて、言及したいのはこの図です。出典は我が国の情報流通量の指標体系と. 計量手法に関する報告書(PDF)の69ページにある資料「図表6-1 情報流通量等の推移」。よく分からないまでも、とりあえず、えらい増加傾向であることはパッと見、分かると思います。
情報量が増加して、人間の処理能力を遥かに超えたトラフィックが日々存在しているわけです。
広告代理店のプレゼンでこういう図は使われるときの結論は、結局①テレビの投下量を最大化×最適化するか、②クチコミって大事だよね。という話題に終始していてあまり面白くないのですが、この図を読み解くとしたらもっと大事な部分があるんじゃないかなと思う。
それはずばり、「これだけの情報量を、誰が整理するのか」って問題だ。以前の記事でも軽く触れましたが、これはインターネットの変遷ととても深い関わりがあるんじゃないかと思う。
直感ですが、この話題は初期Yahoo!のビジネスモデルであったプロパティサービスから“ハイパーリンク”という概念をページランクに応用したGoogle、Twitterやmixiをはじめとしたソーシャルネットワークへの変遷ー最近の流行り言葉でいう“プラットフォーム”ってやつだーとすごくリンクする。
ちょっと話題が込み入ってきたので、また書きます。