やる気ゼロでも撮影&録音できる装備を求めて
Podcastを再開したいなあと去年のはじめぐらいから考えていて、「一眼レフのショットガンマイクで撮影しちゃえば一石二鳥じゃん」と気づいたのが2019年の春。SONYのミラーレス一眼を買ってみたんですが、その後渋谷のDJスクールへ取材しに行ったりするのに大活躍しています。
肝心の記事PVや再生回数は中華製オフィスチェア動画の組み立て動画と比べてサッパリなんですが、チャレンジできたこととしては自分のなかでは良かったなと思ったりもしています。
まあただ、パッと眺めるだけでも改善点はいくつもあって。色調整なんかをやっていないので暗いし、カット割も何も考えずに撮っていたので構図がイマイチ。あと最大の難点は「環境音と反響音を拾ってしまっていて、声が聞き取りづらい」というところ。
上の動画は、例のPodcastを収録するために購入してみたショットガンマイクを使っているんですが、どうしても(特に音の反響しがちなスタジオなどの)屋内では向いてないかもしれないなあと思ってしまいました。ものとしては音質も素晴らしいし、屋外撮影だととても重宝できるマイクではあるんだけどね。
今後インタビュー動画なんかにもチャレンジしてみたいなあとは思いつつ、一度に持つマイクや機材を増やしすぎると単純に荷物になってしまうので微妙。以前までPodcastを収録していたような装備を持ち出すのはちょっと大変すぎます。
ダイナミックマイクに吐息がかからないようポップガードをつけて、それをマイクスタンドに固定。さらにケーブルは一度ミキサーへ繋いでからUSB経由でMacBookProに接続!ってこれ準備するだけでも、かなり手間がかかっていて、Podcastの更新頻度が落ちた原因ってほぼここかなと思ってます。
理想のマイクガジェット“RODE WIRELESS GO”
そんなこんなで良い感じの録音環境を構築できないか模索すること半年。ついに出会ったのが、マイクブランドRODEの「WIRELESS GO」です。
このWIRELESS GOは、クリップと一体型になったワイヤレス型のピンマイクで、服の襟首や前立てに挟んでおくことで人の声を簡単に録音することができます。また内部にマイクが入っているため、マイクと受信機をBluetoothで接続してしまえば、煩雑な接続作業なく録音がスタートできる優れもの。
TV番組なんかでもよく見かけるピンマイクなんですが、ワイヤレスでこのタイプのマイクは最低でも4~5万円以上出さないと使えないものが多くって、Podcastやインタビュー動画用に2つ用意するとなるとかなりの痛手・・・。それが、去年に発売したこのWIRELESS GOだと、超絶にコスパ良さそう。
海外で広がっているらしいのですが、YouTuberがこぞって撮影に使っているのを見つけて惚れました。これを使わない手はない(踊らされてる感)。ちなみにマイクの音質が気に入らない場合は、別途ワイヤレス向けのピンマイクを接続することもできるという自由度の高さ。
PCMレコーダー“DR-60D MKII”で音声を別録り
RODEのWIRELESS GOは1セットで1音声になっていて、2人の声を録音するには2セット必要なのですが、音声が2ラインになると、編集時に音声ボリュームを調整するのが面倒になってくるので、別トラックとして録音してしまいたい。そういうときに用意したいのがこちら。TASCAMの「DR-60D MKII」です。
TASCAMはオーディオインターフェースやミキサーなどのPA機材をたくさん出しているメーカーですが、これはPCMレコーダーといって、音声を録音できるレコーダー。マルチトラックで録音可能だし、一眼レフとネジ穴で接続できるようにもなっています。
動画を撮影する必要がないときは、カメラ不要でこの機材とWIRELESS GOがあれば、Podcastは収録できるようになるという代物です。
実際の運用では、カメラとセットにするより、手元で録音開始ボタンを押したいので、おそらくカメラと離して使うことにはなると思います。むしろWIRELESS GOの受信機を固定したい。ということで、カメラ向けにカスタマイズできるリグやハンドルをリリースしている、SmallRigさんのプレートを用意。上にコールドシューを取り付けて、2機のWIRELESS GO受信機を取り付ける想定です。
ちなみにプレート中央の穴サイズが3/8インチになっているので、本来のカメラネジ穴径である1/4インチからの変換アダプタも購入。
3人の際は予備のPCMレコーダーで3人目を収録
3人収録の際はWIRELESS GOを3台に・・・と一瞬思ったのですが、マイク内蔵型のPCMレコーダーをもう1台中古で用意しようかなと思っています。
こちらもTASCAMのPCMレコーダー「DR-40X」。こちらはDR-60と違ってマイクが付いているので、1人の場合にはこれだけで収録できそう、というシチュエーションも見越しての選択肢ですかね。
今日はちょっと殴り書き気味なので、諸々の機材が揃ったらまたご報告しようかなと思います。あとPodcastのサムネイルもそろそろ変更しようかな。なんて。