地図を使うシーンって割と限られててあまりプロモーションの方向性を見つけにくいですが(Googleマップはプロダクトアウト発想だし)、ノキアの地図・ナビゲーションアプリ「Ovi Maps」はぶっ飛んだプロモーションを行ったようです。
簡単に書くと、でっかいサインを立てて、みんなのお気に入りの場所を入力して動かそう!というもの。
地図サービスの利用シーンは「分からない場所を探す」というのが主ですが、最近の使われ方として「誰かにシェアするために地図を使う」という切り口もありますよね。
駅看板レベルだと大して面白くありませんが、これだけでかいと(しかも動くし!)かなりのインパクトがあって、パブリシティ効果もありそう。ネット上のログ化(ここでいうとTwitter連携)される仕組みも考慮されてて秀逸。
プロモーションに参加するユーザーとしても「シェアするだけ」っていうシンプルな設計。大きいことはプロモーションを話題にする手法ではあるものの、非常に練られた設計が素晴らしいです。