パルクールというのはフランス発祥のスポーツで、あらゆる手段を講じて都市や郊外の空間を移動することを基本としている。従来、自分の足だけを使うスポーツだったが、この10年で世界に広がり、エクストリーム・スポーツのコミュニティーによって進化を遂げたそうだ。
パルクールという言葉はHubert Kounde氏によって作られたもので、わずか12年の歴史しかない。スポーツ自体の考案者は友人のDavid Belle氏で、2005年に『世界パルクール協会』を立ち上げてる。
もともとはフランス軍が完成させた技術らしいのだけど、今では米国のマイアミからロシアのモスクワまで、世界中でグループが結成されてて、活動中。
パルクールだけでもひやひやしますが、そこから派生して人気を博しているのがフリーランニング。パルクールの生みの親のひとりともされるSebastien Foucan氏によって広められたもので、動画はウェールズのミレニアム・スタジアムで撮影されたもの。最初は大人しいんだけど……。
※宙返りやその他のアクロバットなトリックを移動中に行なうことは、パルクール本来の「効率的に移動する」という考えからは外れているため、パルクールとは言わずフリーランニングと呼ぶそうです
Parkour At Millenium Stadium
ひやひやする動画の次はゆるゆるな動画をどうぞ。
スケートショップ“FIFTY FIFTY SKATE SHOP”のプロモーション。サーフビデオにおける基本的な演出法を、ゆるーくアナログに解釈した「ルーフトップ サーフィン」なるプロモーション映像が面白いです。
ルーフトップサーフィンという言葉は彼らの造語だと思いますが、確か海外のスケボー動画で同じようにシートを使ったパフォーマンスを見たことがあります。
サラリーマンとスケボーって組み合わせと、「ああ、その演出分かるわ!」って突っ込みどころ満載な感じが素敵なプロモーション動画ですねえ。