東京に引越します
1年前ぐらいに東京でずっとホテル暮らしをしいたのですが、最近東京のチームに引っ張られるかたちで東京に転勤することにしました。
いま勤めてる会社はけっこう寛大で、これまでずっと大阪に住みながら月-金での東京ホテル暮らしを許してもらっていたけど、体力的にもメンタル的にも面倒すぎて辛いなあと思っていたので、半ば自分から意向を伝えるかたちで転勤することに(ずっと前から東京で仕事を、という話ではあったので、まあ厳密には会社都合ではある)。彼女が東京への転職が成功したということも加わって、てなわけで春の引越しに向けて部屋の荷物をガンガン処分していっているのですが、ブログの更新が滞っているのはそのせいです。
僕は生まれが福岡、大学は関西、社会人最初の会社が名古屋だったこともあり、引越しをするときのために空き箱をずっと保存しておきたい派なんですが、東京での暮らしは荷物が多いのは不利だなと思い処分することに。押入れにこれだけ入っていました。
例えばモノポリー。これは社会人1年目のときに、同期のみんなに誕生日プレゼントとしてもらったものなんだけど、ここ数年は使う機会もなかったので断腸の思いで処分。
一時期このブログで、「1日1つ何かを捨てる」というテーマで日記を書いていたことがあったけど、物を捨てるって、例えばそれが穴が空いた靴下であったとしても勇気が要るもんだな、なんて思う。ものを捨てるというのは、買ったり貰ったりしたときの自分と向き合うということで、大げさに供養するわけじゃないにしろ、捨てる対象に想いを馳せる行為でもあると思うんですよね。
こういうものに神様とか、そのときの自分が投影されている感じ、すごく付喪神(つくもがみ)的な感じがして、日本的な感情なのだろうなあとか思ったりもするのだけど、それがもっとキャッチーになったのがNetflixにおけるコンマリさんとかなのかもしれない。
Tidying Upとコンマリ現象
Netflixで「Tidyng Up」が公開されてから、日本国内でもコンマリは大人気だ。コンマリこと近藤麻理恵さんは片付け、というかむしろ断捨離のプロで、依頼人の背中を後押しするように、部屋にある無駄なものをじゃんじゃん捨てさせる必殺仕事人。
僕が「こんまり」という名前を知ったのは確か佐々木圭一さんの「伝え方が9割」の一節で、曰く海外のひとに上手く自分をアピールするのに成功した一例として紹介されていました。
日本では、必ずしも有名とは言えなかったコンマリさんなわけだけど、アメリカでの知名度のほうが抜群。アメリカ人からすると、捨てるものにも神が宿っているように丁寧に扱う彼女の考え方は神秘的。アメリカから見た神秘の国、日本という感じが確かに人気の秘訣なのかもしれません。加えて言うと、断捨離するときの判断基準として彼女が挙げている「その対象にときめくか否か」と表現しているところもいい。ちなみに英語では、「Spark joy」と翻訳しているのだけど、そのワーディングが何より素晴らしいよね。何と言うか、こうパーンと視界が広がる感じ。
Appleの処分はApple Storeへ
当たり前だけど、処分するのは空き箱だけじゃなくって、食器棚やガスコンロ、スチールラックなんかも全部処分する予定。もちろん家電も。
一般的な家具とか家電は粗大ゴミに出してしまえば良いのですが、問題なのはガジェット。特にiPadとか旧世代MacBookProなんかだと個人情報も入っている故、下手に路上に置き去りにして粗大ゴミに出してしまうのは危険かもしれない。
というわけでAppleのサポートセンターに電話してみると、Apple Storeで工場出荷状態に戻してしまってから、処分できますよということなので、早速Apple心斎橋のGenius Bar(使い方や修理の相談に乗ってくれる相談窓口)を予約してみました。土曜日に予約したのですが、運良く翌日午前中の予約が空いていて、日曜日に行ってきました。
Apple StoreのGenius Barは大抵上の階にあって、心斎橋の場合は2Fに専用カウンターがあります。予約時間ぴったりに、スタッフののお兄さんに予約している旨を伝えると、数分待たされただけで、無事カウンターへたどり着けました。
カウンターのスタッフの方はとても親切で、いろいろ解説しながら目の前で処置してくれることに。僕のMacBookProは名古屋にいたときに買ったものなので、もう10年ぐらい前のもの。バッテリーが膨張してトラックパッドが効かないレベルの代物でしたが、充電すればきちんと工場出荷状態に戻すことに成功。
Apple Storeから処分してもらう場合は契約しているリサイクル業者を使うので、プライバシー的にも安心ではあるみたいです。目の前でクリーンインストールしてくれるのも僕としては好感が持てました。所要時間は15分から20分ぐらいですかね(既に中身がほぼ空だったということもあるかも)。こういう安心感はブランドPCならではかもしれないですね。
最近のApple製品の価格にはリサイクル費用が上乗せされているようで、今回処分にかかった費用はゼロ。ただ、ものすごく昔の製品を処分する場合、リサイクル費用を負担しないといけない可能性もあるので、ご注意ください。まあ10年範囲内ぐらいの製品であれば、概ね無料リサイクルしてもらえるのではないかな。
部屋の荷物はコンテナ化しておくと便利
引越しの準備はほぼ捨てることのほうに頭をつかっていて、結構のんびりやっているのですが、その理由は、既に部屋の荷物をコンテナ化しているから。
ガジェットや普段使ったりする工具、あと洋服なんかもほとんどを無印良品のコンテナや、工具系ブランドの収納ケースにしまっていて、ガムテープで封をしてしまえばすぐに運び出せるようになっています。これ結構地味に便利。
問題は大量のCDと書籍ですが、そのあたりはDJの引越し体験記として、また別の記事で紹介してみようかなと思います。
とりとめもない日記ですが、今日はこのへんで。