毎年年末に帰るのは、大抵博多のお墓参りに行くためであって、実家に寄ることが実は少ない。
久々に実家に帰ったら、祖父母の写真を見つけました。僕が生まれたとき、既に祖父は亡くなっていたこともあって、二人が並んでいる写真は見たことがありませんでしたが、現像済みの写真がまだあることに驚き。フィルムはおそらく無いんだろう。
家に帰って久々に親類の話を聞いたりして、家系のルーツがどうだとか、血筋がどうだとか、福岡の寺の檀家になった江戸時代の経緯とか、そんな話をぼーっと聞いていて、人格形成にDNAは影響するんだろうか?なんてことを考えながら、新幹線で大阪に戻ってきました。
祖母は僕がまだ小さな頃、「家の家系図は捨てた」と言っていました。家系図を辿ってみるのは楽しそうだなと思いつつ、過去にすがってはいけないという戒めの意味で家系図を捨ててしまったのかもしれません。
商売や投機に強い人間なのか、時代の波に乗って大きくなるのが得意な人間なのか、昔のひとの話はスケール感があって面白いもんだね。
忘れてしまわないうちに、メモぐらいはとっておこうかなと思ったりもしています。