このブログを開設した当初、DJ向けの音源を購入するならBeatport一択。かつてはWASABEATなんて音楽配信サービスもありました。が、最近ではApple Music、Spotify、AWAといった定額制の配信サービスが全盛。今回は、そんなサブスクリプションサービスでDJできる方法を紹介してみます。

Spotifyとは?

定額制の音楽配信サービス、その数は4000万曲以上

SpotifyはPCやMacはもちろん、スマホアプリとしてもサービスを提供しているスウェーデンの音楽配信サービス。僕は、かれこれ5年ぐらい前。日本上陸前からパソコンで使っていました。ただし当時は結構ポップスが中心で、DJに適したダンスミュージックっていうのが結構少なかった印象。

Spotifyは定額(サブスクリプション)制の音楽配信サービス

そこから数年が経った現在、Spotifyで聞くことのできる楽曲は4000万曲以上。かつてのGARAGE系DJに適した往年のソウルナンバーから、EDMまで幅広いラインナップを揃えるようになって、カタログが充実。現在では全く問題なくDJミックスに使えるレベルになってきました。

実はスマホユーザーなら圧倒的に便利な“音楽検索エンジン”

DJのカタログとしてSpotifyを紹介する理由というのは楽曲数が多いっていうのもあるんですが、実はクラブとの親和性が高いというのも魅力。その場で鳴っている音楽をリアルタイムに検索できる「Shazam」と連携させれば、Spotify上で「Shazamによって見つけた楽曲」のプレイリストを自動的につくってくれたりします。

Shazam – 音楽認識
Shazam Entertainment Ltd.

と、いうことは!クラブのイベントに行って、踊って楽しみながらDJがミックスしている曲をShazamしておき、家に帰ってからは検索して出てきた楽曲をSpotifyでプレイリスト化 → 家でのDJ練習に活用!なんてことができるようになるわけです。初めて間もないDJのひとなら1~2時間の構成をつくっていくっていうのは、練習することが難しくて現場感覚で鍛えるしかなかったわけですが、このShazamを使った練習方法なら、自分好みなDJがどんな構成で音楽をミックスしているか確認しながら練習することができて、みんなより一足早く上達することができるようになると思います。

スマホDJアプリと組み合わせて、スマホだけで完結!

クラブでShazam → Spotifyでプレイリスト化 → DJの練習というこの流れ。さらに書くとスマホ1つだけで完結させることもできます。過去にスマホ対応のDJコントローラーや、スマホ向けのDJアプリについて紹介した際に、さらっと書いたこともありますが、「DJアプリで使う楽曲にSpotifyの楽曲を使うことができる」という機能が実装されたDJアプリ。

・関連記事:試して損はないiPhone/iPad向けDJアプリまとめ

・関連記事:iPhone/iPadでDJ! iOS対応おすすめDJコントローラー

より本格的にDJコントローラーなどを使いたい!っていう方は上の別記事を読んでいただくとして、Spotifyを使ってスマホだけで完結したい!という方には以下のアプリをおすすめします。

スマホでSpotify DJできるアプリ

djayシリーズ

djayシリーズはAlgoriddimによるDJアプリで、無料版と有料版が存在します。このシリーズの魅力としては、Pioneer DJなんかのDJコントローラーとの連携もできるっていうところ。

大きな違いは録音できたりといった感じなのですが、レビュー確認すると分かる通り「録音できない!」という声も散見。おそらくスマホ端末や、OSバージョンが古いと上手く挙動しないケースもありそうなので、無料版を試してから有料版をDLしてみるのも手かなとは思います。

djay (Apple iOS向けアプリ)
Algoriddim

Android向けはこちらです。

djay 2 (Android向けアプリ)
Algoriddim

より本格的なDJパフォーマンスであれば、もちろんPioneer DJが出しているrekordboxとかそういったDJソフトのほうがオススメではありますが、簡易なもので十分!という方であれば、DJコントローラーを買いたくなってから対応することもできるdjayシリーズというのは結構魅力的ですね。

Pacemaker

Pacemakerはちょっと変わったUIのDJアプリ。

Pacemaker – AI DJ app
Pacemaker Music AB

Pacemakerってどっかで聞いたことある名前だなと思っていたのですが、過去にポケットDJというコンセプトでハードウェアを開発していた会社が、Pacemakerというエンジンを使っていた気がします。これが事業のスタートなのかな?

調べてみたら、まだ売ってはいるみたいでした。これが10年前かあ〜。時代感じる。YouTubeを調べてみると最近アップロードされたものもあるので、意外と根強い人気があるのかもしれません。

Pacemakerというこのアプリ。日本国内ではそこまで認知度はありませんが、海外では人気あるみたいで、UIを見てみると納得の使いやすさ。今度レビューしてみようかなと思っています。

今後のDJカタログはストリーミング主流か?

現状では少し手間がかかっているSpotifyを使ったDJ。対応するDJコントローラーもdjayアプリに対応したDJコントローラーだけと、かなり少数派ではありますが、今後の将来性としてはけっこう大きなものがあるんじゃないかなと個人的には思います。

Pioneer DJの「rekordbox」やNative Instrumentsの「Trakor」といった主流のDJソフトがストリーミングに対応したり、現状のDJカタログとしての最大手「Beatport」がストリーミングを開始したり、そういった展開を2019年から2020年にかけて、期待していきたいですね。

 

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