最近の20代はそうでもないらしいけど(と、こんなことを書き方をすると思ってもみなかった)、IT業界のひとたちは、サイバーパンクやSFが大好きだ。特に30代以上のひとは、「ブレードランナー」のような近未来もののSF映画はもちろん、スタートレックやスターウォーズのような宇宙ものが大好き。

 

生命、宇宙、そして万物についての究極の疑問の答え

なかでも有名なジョークは「銀河ヒッチハイク・ガイド(The Hitchhiker’s Guide to the Galaxy)」に出てくる「生命、宇宙、そして万物についての究極の疑問の答え(Answer to the Ultimate Question of Life, the Universe, and Everything)」というもの。

答えは何だって?それはズバリ「42」だ。Googleで計算できるし、ちなみにこれはバグじゃない。元ネタがちゃんとあるジョークだ。

「銀河ヒッチハイク・ガイド」は、もともとラジオドラマだったのがノベライズされてベストセラーになったもので、後に映画化もされた有名なSF作品。

『銀河ヒッチハイク・ガイド』(ぎんがヒッチハイク・ガイド、原題: The Hitchhiker’s Guide to the Galaxy)は、イギリスの脚本家ダグラス・アダムスが書いたスラップスティックSFシリーズ。また、その第1作のタイトルであり、作中に出てくる架空の電子本の名前でもある。

大森望の言葉を借りれば「バカSFの歴史に燦然と光り輝く超弩級の大傑作」。ブリティッシュ・ジョークを満載したこのシリーズは、大元のラジオドラマがスタートした当初から人気があり、小説版はベストセラーになり、35か国語に翻訳されて、全世界で約1,600万部が売れたとされ、いまなおカルト的な人気を誇る。

ある日、地球に宇宙船団が飛来し、「銀河ハイウェイ建設工事の立ち退き期限が過ぎたので、工事を開始する」と言って地球を破壊してしまう。数少ない生き残りの地球人アーサーは、その仲間たちと共に宇宙を放浪する。ストーリーは小さなエピソードの集合体的な要素が強く、いわゆる起承転結があるわけではない。- – – 銀河ヒッチハイク・ガイド(Wikipedia)

地球のことを、ただ一言「ほとんど無害」としか記載していない、宇宙ガイド本「銀河ヒッチハイク・ガイド」の表紙には、親しみやすい文字でこう書かれているという。

Don’t Panic!(パニクるな)

究極の答えが何故42なのか?という謎は置いておいて、この「Don’t Panic!」というネタ。この前久々に見た。しかも宇宙空間のなかで。

 

宇宙を漂うTesla “Roadster”

その「DON’T PANIC!」というのは、宇宙空間を漂う電動自動車メーカーであるテスラ社のスポーツカー“Roadster”のカーナビ部分に貼り付けられていて(本当に宇宙空間を進んでいる)、今なお火星に向かって走っている。その現実が最高にクールだ。

宇宙空間を漂う真っ赤なロードスターはとても美しく、なんだか現代美術の作品のようでもある。

このテスラ社を創設したファウンダーのイーロンマスクは、再利用可能な宇宙ロケットをSpaceXという別の会社で開発していて、これはSpaceXの大型貨物運搬ロケットFalcon Heavyのテスト打ち上げの試みとしてトライされたものだ。

 

SpaceX “Falcon Heavy” launch

元来、宇宙空間に人工衛星を飛ばそうと思ったら、ロケットは打ち上げっぱなしで捨てるしかなかった。それを再利用できるんじゃないか?と目をつけたのがSpaceXだ。

SpaceXのロケットエンジンは、事実再利用可能になっていて、打ち上げるとそのまま軌道を計算して所定の位置まで戻ってくるっていう驚きの仕様になっている。実際に写真で見ると、中国雑技団の芸当のようにも見えて感動を覚える。この下の画像。これ打ち上げではないですよ、着陸ですよ。

新しい領域にチャレンジしていく様子は、いつの時代もなんだか勇気がわくものだ。SpaceXのYouTubeチャンネルのアーカイブを見ると、時代はどんどん進んでいってるようにも感じるし、ひとがワクワクするものはいつの時代もあんまり変わらないような気もしてくる。

ちなみに最後にロードスターの映像にかぶさっているのは、David Bowieの「Life on Mars?」。

最後までカッコいいよなあ。

・SpaceX

・Electric Cars, Solar Panels & Clean Energy Storage | Tesla

 

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