映画を観るのにこれまでTSUTAYAディスカスでDVDをレンタルしてたんだけど、最近はNetflixやHuluで観てしまうことが多くなってきてる。
特にNetflixのドキュメンタリーはとても面白いものが多い。都市伝説とか、仮想通貨とか、ポン引きとか、あまり映画にならなかったりTVではやらないようなテーマも多い。
映画「アナイアレイション」は本当は北米で公開された映画なんだけど、全然面白くなく他の国では劇場で上映されていない作品。ナタリーポートマンとか出てるのに、こういう扱いになる映画もあるんですね。
あらすじは結構シンプル。主人公は元軍人の生物学者レナ。1年間行方不明になっていた旦那が突然家に帰ってくる。ただし旦那は心ここにあらずといった模様。突如吐血した旦那を救急車で運んでいると、特殊部隊に連れ去られ、郊外の基地へ。どうやら旦那は極秘任務で“シマー”と呼ばれる謎エリアに向かった結果失踪していたことが判明。謎のエリアシマーで何があったのか、真相を調べるべく女性だけの調査隊でシマーヘ調査しにいくという内容。
シマーへ入る際はちょっと空間が歪んでいるという感じなんだけど、入った瞬間時間がおかしくなって、何故かキャンプ地のテントで目を覚まします。
中は州立公園という設定なのでエリア全体が森とか草原ばかり。ただどうやら生えている植物が遺伝子異常を起こしている様子。動物も2種異常の動物の遺伝子が混在している様子。
極めつけは鹿?のカット。出た瞬間に爆笑したけど、スタッフ陣はこのカットをどうしても入れたかったんだろうなっていう感じ。
あとナタリーポートマンのドアップむっちゃ多いやんとか。確かに美人なんだけど、物語が結構大したことないので、ナタリーポートマンの顔面力で逃げている感じはしないでもありません。
ネタバレしないように書きますが(正直ネタバレしても全然良い内容だけど)、シマーのなかではあらゆるものが屈折し、交差する。そうせいで遺伝子や時間があべこべになるようです。
ストーリーや映画としての演出も微妙ではあったけど、シマー内の家屋に育った植物や、放置された遺体に幾何学的なカビが生えている様子とか、プロ的な視点ではないけど美術にはこだわってんなあと素人ながら思いました。