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蔵王連峰へ行ってきました。

このブログでも度々紹介しているアウトドアブランドである「Mammut」による「日本の守るべき美しい山景色」登山ツアーキャンペーンというのがあって、応募してみたところたまたま当選、ガイドさんもいて一泊二日の旅館付き(本来なら4~5万円はするツアー)のツアーに無料でご招待という話だったので、久しぶりに有給休暇をとって参加してみました。20日~21日の一泊二日のツアーでしたが、前日に仙台入りして帰京翌日も有給休暇にしたので一週間丸々お休みをいただいたことに。前日までの3連休で仕事は全部終わらせてから出発しましたが、社内の皆にも感謝です。

山行の記録自体は別で細かくまとめたいなと思いつつ、初めてのグループ山行で気づいたこと、参考になったこと、変えたいなと思ったことがいくつかあって、備忘録がてら記事にまとめてみたいと思います。

適切なバックパック容量

バックパックが大きすぎる。

元々アウトドアを始めた理由が「フェスに行ってテント泊したい」というものだったので、自分の持っているバックパックはOspreyというブランドの「ジーニス88」というかなり大型のモデル。88リットルなので、1~2泊をテント泊しながら縦走するようなひと向けのモデルでした。このバックパック自体はとても背負いやすく、フェスや長期旅行のときには大活躍するんですが、ホテルへ前泊して日帰り登山するような自分のスタイルには大きすぎる。

登山口に施設があるようなアルプスの場合だと、大抵不要な荷物はロッカーへ入れ、荷物を軽くしてアタックすることがほとんど。そうすると、登山中のバックパックは、重心が下に沈んで不恰好になっていることが多い。バックパックの容量自体は大きいので、中で荷物が不安定に揺れるのもストレスだし、キュッとコンパクトにまとまっていた方が理想です。

今回のツアー目的地である蔵王は、登山というよりハイキング的なコース。登山中に持っておくべき荷物は少なくて良かったので、なかには15Lの小型バックパックで参加している方もいらっしゃいました。このスマートさが羨ましい!確かに、日帰りであれば20Lとか30Lあれば十分ですよね。

パッキング技術と荷物の分割

バックパックの話にも関連するのがパッキングの技術について。特に詰め込む技術というよりは、必要なものだけを入れて、不要なものを持っていかない、山行中に不要なものは別のバックに分ける、という話。

旅館で同室になった方は、山行時に使うバックパックに加えて、その他の荷物向けのバックパックをもう一つ用意していました。翌日の山行で使うもの(もしくは前日に使って洗濯が必要なので次の日には使わないもの)を普通のバッグに入れていて、そのおかげで山行時のバックパックを最小限にしていました。この荷物の切り分けがとても素晴らしく、とても勉強になりました。

アウトドアブランドがダッフルバッグみたいなのを出してる理由がやっと分かりました…。

余分な荷物の削減と装備の吟味

また、自分はビビりなので天候が怪しくなったときのための防寒具などもついつい余分に入れてしまうタチで、これは改善の余地あり。雪山登山になると山行中は一切着ないフリースを、念の為…ともっていったりすることも。実際にはダウンなどもあるので、一晩遭難しても大丈夫なベースはあるはずなのに、さらに荷物を詰め込んでしまいます。

さらに、ミラーレス一眼やGoPro、それに付随するバッテリーや各種ガジェットを加えると、いつもとんでもない容量に。これもおそらく吟味すればかなり削れるはず。カメラがかなりの大きさと重量を占めているとはいえ、前泊前提だとしても正直30Lとか40Lには抑えられそう。

まとめ

普段はソロハイカーなので、登山中に挨拶したり世間話することはあっても、山行時の工夫など、こみいった話についてはあまりする機会がありませんでしたが、そういったことも情報交換できるのがグループ山行の良いところなのかなとも。特にMammut社員の方の装備もとても参考になりました。また機会があれば気の合う仲間とグループ山行に行ってみても良いかなと思ったりしています。

とりあえずは荷物の見直しだ!

 

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