本記事にはアフィリエイトリンク広告が含まれています。
ニュースではブラック企業として話題の夢の国なわけだけど、そんなこととはつゆ知らず、先日呑気にディズニーランドへ行ってきました。ちなみに生まれて初めて。
東京出張が月に何度かあるのだけど、週の半ばから東京出張だった事を利用して、月曜〜火曜と夏休みをとりまして(僕の勤める会社では、夏休みは11月まで使えるのです)、東京観光に行こう!と思い立った。
ただ前日まで全然準備してなくって、今更ながら後悔。先日からアップしているベランダのお掃除と、自転車の水洗い、エアコン掃除をまとめて出発の前日にチャレンジしてしまい、「なぜ早起きが必要な前の日にこんな大掛かりな掃除をしているのか」と怒られながらも月曜6時過ぎの新幹線で東京へ向かいました。まあ確かに、集合時間に部屋がこれだと呆れるよね。
到着して荷物を預けてパーク内へ。ディズニー通のひとは「インパークする」「インパする」と言うらしいです。入るとどどーんと目に入るシンデレラ城。
シンデレラ城は錯視が起こるようにつくられていて、離れたところから見えるとものすごく大きなお城のように感じますが、実際には50mぐらいしかないらしく、高く見えるようになっています。最上階はスタッフのひとのみが入れるエリアになっていて、過去に勤務していたもしくは勤務しているキャストのなかでも、とりわけ優秀な方が表彰されているらしいです。
ものすごく楽しかったんですが、正直パーク自体にあんまり興味なくてそこまで良いショットを撮影していません苦笑。ただ工事中の防護壁に飾ってあったウォールアートは結構かっこよくて、ポスターあったら欲しいなあと思ったぐらい。
パークに入ったのは朝の9時ぐらいでしたが、平日なのに人の多さにびっくり。ただこれでもハロウィンとクリスマスの間のちょうど何も開催されていない時期で、少ないほうなんだと。日中はファストパスを順次利用しながら、アトラクションはかなりの数を回ることができました。
一度ホテルに戻ってからエレクトリカルパレードを見るために再入園。彼女曰くディズニーは夜のほうが絶対に良い!と断言していましたが、確かにシンデレラ城も、エントランスも、園内の各所に散りばめられたフォトスポット、どれもが夜は素敵にライトアップされていて、綺麗でした。
今年は東京ディズニーリゾートが35周年なんだそうで、一帯がアニバーサリーバージョン。通常、夜の閉園時に1発だけシンデレラ城の隣で花火が上がるそうですが、今年はその花火自体が演目になっていて、偶然ですが時間もぴったり合って見ることができました。ディズニー映画に出てくる最初のクレジットみたいで綺麗。これは多分今年限りかなと思うので、関東に住まいの方にはぜひ現地で観てほしい!
35周年の装飾の前ではいろんなひとが写真を撮っていて、綺麗なオブジェを眺めていたら「写真撮ってもらえますか?」と尋ねられます。もちろん撮ってあげるんですけど、撮ってあげると必ず「写真撮りましょうか?」と訊かれるのはディズニーならではかもしれません。
そして最後のエレクトリカルパレード。初めて観たんだけど、なんというか、こう、表現しにくいけど、青森のねぶた祭りみたいやなあと思った。圧倒されたという良い意味です。パレードではそれぞれのキャラクターが手を振ってくれるので、みな目線をもらおうとする感じが、宝塚やアイドルみたい。アイドルのライブに参戦したかのような気分で楽しかったです。
僕の希望は実はディズニーランドではなく、ホテル。ディズニーアンバサダーホテルに泊まってみたかったんですよね。そんでこれが最高だった。
ディズニーの公式ホテルは1名あたりの料金ではなく、1室あたりで精算する方式になっていて、一番狭い部屋でも4人家族ぐらいであれば悠々くつろぐことができます。エントランスは意外と上品で高級ホテルみたいでした!エントランスには映画の撮影カメラをもつミッキーが!
今回宿泊したのはスーペリアルームのダブルベッド。キングサイズのベッドだったので広々快適。壁紙はもちろんディズニー仕様。ベッド下には子供用のベッドもあって、取り出すと家族で宿泊できるようにもなっているところがにくいです。
洗面所はとても清潔感があって、沖縄のリゾートホテルみたいでした。アメニティは全部周年仕様。ただアメニティ全部ちっちゃいなあと思いながら歯を磨いていて笑われましたが、間違って子ども用のものを使ってました。
壁にはディズニーキャラクターの絵が飾ってあって、クラシカルなグラフィックが多かったです。キャラクターがちがちの部屋なんだけど、シンプルで上品なところが、品を感じます。
ルームサービスもけっこう充実していて、高いワイン、例えばオーパスワンとかも注文できるみたい。結局部屋では、1Fのコンビニで買ったビールを飲んですぐ寝ちゃいましたが、宿泊した部屋からはプールも見えて眺めも良かったので晩酌にも良さそうです。
ホテルの1Fではディズニーゆかりの写真やグッズが展示されているコーナーなんかもあって、僕はこちらのほうがよほど興味深く楽しめましたね。
宿泊した次の日、ホテルに課金するとミッキーに会える、との話を聞き、早速シェフミッキーに会いに行ってみました。前の日にあんなに近寄れなかったミッキーが目の前に!朝ごはんを食べて席に座っていると、順番にミッキーやミニー、ドナルドやデイジーが「お味はどうですか」と来てくれます。記念写真ももちろんOK。ドナルドのふさふさのお尻も、触ってもいいか相談すれば、触らせてくれます(優しい)。
よう!ブラザー!みたいな気軽なノリで接してくれるミッキー。「ご飯美味しかった?」「背、おっきいね!」みたいな感じのジェスチャーでコミュニケーションをとることができるんですが、我ながら楽しんでしまったわ。みんな席に来ると、両手をこうがっと広げてくれるんですが、あの「飛び込んでおいで!」っていう感じが最高ですね。女の子がきゅんとなる理由も分かる気がします。
お腹がけっこう空いていたので朝食にしてはかなりの量をたいらげてしまったのですが、ミッキーさんに「すごい量食べたね!」みたいな感じで、お腹をぽんぽんされてしまいました。
ニュースではキャラクターのなかに入っているひとが、お客さんから指をつままれて負傷したりしてるらしいですが、こんな楽しい空間で悪ふざけをしようという輩がいるとは・・・。
あとホテルでの朝方、準備中のサンドイッチ店を通りかかったら、ミッキーとミニーがデートしているのを発見。
正直ディズニーて全然興味無かったんですが、エンターテイメントの最高峰を観たという感じ。細部まで行き届いていて、素晴らしかったです。次に行くときはディズニーシーのなかにある「ミラコスタ」か、「ディズニーランドホテル」のどちらかに泊まりたい!
今回ディズニーランド弱者の自分はふつうに公式サイトから単発のホテル予約をしてしまったわけなんだけれども、なんだかんだトータルで楽しめると分かっていたらHISとか楽天トラベルのパッケージから予約しておけば良かったなと後悔しています。もちょっと勉強してから行けば良かった。