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以前リリースベースで発表されていたBeatportのサブスクリプションサービス「Beatport LINK」。定額制でBeatportの600万以上のトラックが使い放題という、DJにとってはかなり魅力的なサービス。Beatport Linkの当初のリリース内容については以前の記事でも紹介はしましたが、今回改めて登録してみたので、使い方や感想とともに記事にしてみます。
目次
Beatport定額サービス4ラインナップ
Beatportのウェブサイトにあるメニューから「Beatport LINK」をクリックするとラインナップページが表示されます。以前の記事を書いたときは、ラインナップは2つでしたが「PRO」「PRO+」と新しいサービス体系が増えています。
英語なので簡単にですが和訳してみました。
Beatport cloud | Beatport LINK |
US$4.99/月 | US$14.99/月 |
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Beatport LINK PRO | Beatport LINK PRO+ |
US$39.99/月 | US$59.99/月 |
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こうしてラインナップを確認すると、実質的にDJが(インターネット環境下で)現場でも使えるプランとしてはBeatport LINK PRO以降のプランということになりそうなのかな?ただ、DJとしてではなく、Apple MusicやSpotify的に使うのであれば、Beatport LINKでも良いかも。価格的にもApple MusicとSpotifyそれぞれのファミリープランが1,480円なので、まあだいたい同じぐらいと言っても良いかもしれません。
Beatport LINK 定額サービスへの加入は簡単
今回はBeatport LINK PROを契約
というわけで今回のゴールはrekordbox DJでストリーミングDJができるのか試したい、という意図もあったのでBeatport LINK PROを契約してみました。30日間フリートライアルっぽいので、まあ1ヶ月使ってみてから今後継続するか考えてみることに。
Beatportの紹介ページ末尾にある「SELECT YOUR PLAN」ボタンを押すと、各プラン説明ページが現れるので、Beatport LINK PROを選択。「START YOUR 30 DAY TRIAL」というボタンを押すことで決済画面に遷移できます。
決済画面はクレジットカード(VISA、MASTER CARD、JCB、AMERICAN EXPRESS)とPayPalにも対応。余談ですが海外のBETA版サービスってウェブサイトの遷移に問題があったりすることもあるので、決済画面では選んだプランが正しく表示されているかどうか、必ず確認するように注意するようにしてください。
決済が正常に完了すると、Congratulations!(おめでとう!)というこんな画面が表示されます。
ざっくり言うと、いついつから料金が発生しますよっていうのと、アカウントページからカウントプランを変更できるっていうのと、いつでもプランの変更とかキャンセルできますよっていう内容が書いてあります。またBeatport LINKとDJソフトとの連携方法を解説するページへのリンクが貼ってあります(スキップも可能)。
DJソフトとの連携方法も解説してくれる
rekordboxの連携解説ページを見てみると、実際のrekordbox DJの画面なんかも表示されているのでかなり分かりやすい。
Beatport LINKのシステム自体はPioneer DJも協力しているらしいですしね。
(現状の)Beatport LINk PROの使い方
基本的にはMy Libraryからの利用になるっぽい
実際に機能を使うにはMy Libraryというところからのはずなんですが、まだまだBETA版ということで、機能追加の真っ最中。Beatportのウェブサイト上でBeatport LINKの機能をフルで活用!ということはまだ先かもしれません。現状ではCollectionには僕が過去に購入した楽曲が表示されたままになってますね。
試しにプレイリストを作成してみましたが、このライブラリーからプレイリストへトラックを追加することもできます。
上記のようにCollection画面から楽曲を選んでプレイリストに追加すると、Playlists画面では楽曲が反映されています。
プレイリストはrekordbox DJと連携可能
作成したプレイリストはPioneer DJのPDソフトであるrekordbox DJと連携可能。rekordbox DJからBeatportのアカウントを連携すると、Beatport上で作成したプレイリストをrekordbox DJ上でも利用可能になります。
ちなみにこの状態だとrekordbox DJ上で、過去購入していないトラック、つまりストリーミングで再生可能なトラックが表示されていてDJをすることも可能です。rekordbox DJとBeatport LINKを連携する方法や使い方などは、こちらの記事でどうぞ。
Beatport上では及第点 今後の機能充実に期待
今回、好奇心でBeatport LINK PROに登録してみました。rekordbox DJと連携さえすれば、確かに600万曲以上は使いたい放題なんですが、正直Beatportウェブサイトの機能追加がまだ追いついていない印象も。今後はBeatportの全てのトラックリストから、Beatport LINKプレイリストへの追加ボタンなんかも実装されるのではないかなと思います。あとはrekordbox DJ側の改良も今後は実装されていくとは思うので、もう少し分かりやすいユーザーインターフェースになっていくのではないかなと。今後はrekordbox DJの使えるPioneer DJ製品の人気が高まって、TraktorやSERATO DJから乗り換えるひとも多くのっていくのでは?なんて思います。
[dj01equipothers]