PIGLET Climbing Gym -下町のほうの銀座 “戸越銀座”-

本当は5月にアップしようと思っていた記事なんだけれど、引っ越しの後片付けもあり、仕事で新しいグループを立ち上げることになったりと、バタバタしていてクライミングジムの紹介ができていなかったので、下書きのまんま放置していた記事を公開。銀座というと東京都中央区の銀座が有名ですが、東京には他にも銀座と呼ばれているスポットがいくつかあって、僕の住んでいる大田区にも戸越銀座という名前の銀座があって、クライミングがてらに行ってきました。

銀座という名前は、もともと江戸時代に銀貨の鋳造や売り買いを行う役所があったことに由来するらしくって、日本各地にある○○銀座のなかには同じ由来の地名も多いみたい。ただ今回の戸越銀座はちょっと例外。

1923年に関東大震災が起こった後、復旧事業で中央区の銀座の道路がレンガ敷きからアスファルトに改装する工事があったらしく、その工事で取り除かれたレンガを貰って作られたのが戸越商店街の道路。このことをきっかけに戸越“銀座”と呼ぶようになったらしい。

行ってみると、実際の戸越銀座は中央区の銀座とは違って、かなり庶民派。アーケードは無いけれど中華料理屋や焼肉屋、食べ歩きにピッタリなグルメがたくさん立ち並んでいて、1日ずっといてもかなり楽しめるスポットではないかなと思います。

そんな戸越銀座商店街の入り口である、都営浅草線戸越駅を降りてすぐのところに、クライミングジムはあります。

入り口は結構小さいくてシンプルなので気づきにくいかもしれませんが、大きな窓からクライミングウォールを覗いて見ることもできます。僕が登っている最中にも、通りを歩くひとたちがちょこちょこ覗いているのも見えました。

入り口の控えめな印象とは打って変わって、入ってみると意外と広さがあります。ジムは奥に向かって細長く伸びている間取りになっていて、片側の壁が全てクライミングウォールになっています。

難易度は初心者向けのガバホールドから傾斜の強いものまで結構楽しめます。垂壁でも難易度の高いコースがあったり、上級者でも常連として楽しめる感じですね。

僕が入店したときは子どももチラホラいて、混雑度合いもほどほど。土曜のお昼過ぎでも10人いないぐらいの感じで、結構登りやすいジムだなと思いました。

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