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どんどん敷居が低くなりつつあるDJ業界。クラブイベントの練習用として使えるような、DJコントローラーであれば、5万円前後で購入できるものですが、Pioneer DJがついに本気に。2万円を切ってくるエントリーモデルをリリースしてきました。
目次
ついに2万円台を切るDJコントローラーが登場
DDJ-200はPioneer DJのDJコントローラー「DDJシリーズ」の現状最安値のエントリーモデル。今年の5月に発売された最新モデルですね。
ビデオを見ると、バックパックにも入る超小型DJコントローラーとして運びやすいモデルとして紹介されています。手持ちのiPhoneやiPadにつないで即席パーティーにはピッタリ。
動画ではホームパーティーに持ち込んで…という使い方ですが、友達の家で軽い練習したりするのにも良さそうですね。
2チャンネル型のシンプルな構成のDJコントローラー
DDJ-200はエントリーモデルということもあって、2チャンネルのシンプル仕様。
シンプルな仕様ではありますが、ジョグダイヤル下に配置されたPERFORMANCE PADは左右それぞれ8つずつ付いており、iPhoneやiPadでDJアプリを走らせながらアプリに内臓されたエフェクトやショットサンプルをDJ中に使用することができます。
スマートフォンなんかでアプリでDJをするとなると、画面が小さいのでビートを合わせるのも難しかったりしますが、この低価格ながら「Beat Sync」機能も実装。4つ打ちなら一発でテンポ合わせもやってくれる仕様。
安い理由はオーディオインターフェースを省略したこと
この価格で発売できる最大の理由は「オーディオインターフェースが無い」から。一般的なDJコントローラーは、PCに入っている音源をスピーカーから再生するためにデジタル情報からアナログ情報へ変換する必要があって、その役割を果たすのがオーディオインターフェースなんですが、DDJ-200はiPhoneやiPadから音を出力する仕様にしたことで不要に。これが大幅な価格低下につながっています。
オーディオインターフェースについては、こちらの記事を参照ください → DJにオーディオインターフェースは必要?オススメのA/Iと接続について
ちなみに後述はしますが、ケーブルを繋げば大きなスピーカーに接続して、大音量でDJすることも可能。
Bluetooth接続でケーブル不要
オーディオインターフェース未搭載だと安物かな〜とか思ってしまうところですが、逆に驚きなのが「Bluetooth接続ができる」ところ。つまりiPhoneとかiPadと無線で接続できるので、面倒なケーブル処理が不要。無線接続だとレイテンシー(遅延)に不安が残りますが、プレイ動画や店頭で触ってみた感じ、そこまで違和感は感じられません。
携帯性は抜群でも、スピーカーを繋げばイベントにも
サイズもコンパクトでDJコントローラー自体にはELディスプレイなんかは搭載していないので、省電力。USBプラグにモバイルバッテリーをつないで、USB給電で充電しながらDJすることも可能。つまりコンセントが不要!!!!屋外でも気軽にちょっとしたDJパーティーを開催することができます。
モバイルバッテリーを使うのであれば、USBの差し口が2口以上でアンペア数が大容量のものを使えば安心。Ankerとかであれば20000mAでも結構お買い得なので、一緒に購入することをオススメします。
スピーカーを接続したり、ヘッドフォンでモニタリングしながらDJをしたいときには、付属のスプリットケーブルが使えます。なので友達のお部屋に持ち込んで、友達のスピーカーで音を鳴らす、なんてことも可能!
対応ソフトは4種類
高価格帯のDJコントローラーは大抵自社のDJアプリしか対応していなかったりするのですが、DDJ-200はエントリーモデルの一種ということもあって、対応するDJアプリが結構豊富現状で「rekordbox」「WEDJ」「Djay」「edjing Mix」の4種類のアプリに対応しています。
PERFORMANCE PADの機能を最大限活かすのであれば、Pioneer DJからリリースされているrekordboxかWEDJがオススメ。
PCやMacにももちろん対応
スマホ向けかな?と思いきやバッチリPCやMacにも対応していてパソコン版のrekordboxも使えます。なのでパソコンにスピーカーを繋いでいるひとなんかは、もうこれ一台で問題ないかもね。
最大のニュースはサブスク(Spotify / Beatport Link)対応
そして最大の魅力はサブスク対応なこと。つまりDJするために楽曲をひとつずつ購入せずに、SpotifyやBeatport LINKに存在する数百・数千万曲を使ってDJすることが可能ってこと。
動画を見る限り、Soundcloudも使えるとのこと。海外ではSoundcloud Plusというサービスもあるので、サンクラだけは海外向けなのかな?
日本ではSpotifyが有名ですが、DJ業界的にはクラブで流す楽曲を探すならBeatportのほうがメジャーですね。Beatport LINKというサービスもかなり革新的なので、別記事をご参照ください。→ Beatport LINK -DJ向けの定額制 楽曲利用サービスが開始-
DJ始めるのって機材にもお金がかかるし、そもそも昔はレコードやCDを集めること自体にお金がかかっていたので、定額制で楽曲使いたい放題っていうのはかなり素敵な時代になりましたね。
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