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Technics EAH-DJ1200(DJ向けヘッドフォン)

ヘッドフォンに関していうと、昨年末に購入したSONYのWH-1000XM3は絶賛大活躍中なので、DJ向けのターンテーブルとして世界に誇る日本のブランド「Technics」からDJ向けのヘッドフォンが発売されることに!その名も「EAH-DJ1200」。

DJプレイで確実にモニタリングでき、長時間でも聴き疲れしにくい音質

DJプレイに使われるヘッドホンには、一般的なヘッドホンとは異なる音質が求められます。本製品では現代のDJプレイに適した音をめざして、プロフェッショナルDJとクラブなどの現場で検討を重ね、開発を行いました。大音量の環境下で次に流す曲のテンポ(BPM)やピッチをモニタリングしやすいクリアな音質と、長時間の使用でも聴き疲れしにくい最適な低域と高域のバランスを実現しています。新開発の40mmドライバーにはCCAW※1ボイスコイルとPEEK※2フィルム振動板を採用。RP-DJ1200の音質を踏襲しながら、低歪みで2,500mWの高耐入力を実現しました。さらに、ドライバー前後のエアフローの改良も行い、トータルバランスに優れた音質に仕上げました。プロの現場の声に応える性能で優れたDJプレイを支えます。(Technics.com)

DJ向けのヘッドフォンって基本的には消耗品なので、そこまでこだわって高価なものを最初から購入する必要は無いんですが、ある程度お金をかけられるようになると、DJブースでリスニングしやすいヘッドフォンを選ぶというのはオススメ。

Technicsからは、これまで1996年に発売されていた「RP-DJ1200」が名作として結構有名ですね。調べてみたらすでに廃盤になっているようなので、今回のリリースは正統な後継モデルと言っても良いかなと思います。価格としても割とお手頃な18000円(税抜)とのこと。

もとのRPが特徴的だったのが、ハウジング部が回転することで片耳でのモニタリングが抜群にしやすいところ。これは新しい「EAH-DJ1200」にも搭載されていて、おそらくだけど若干回転機構が広がっている気がします。

Technics EAH-TZ700(高級イヤホン)

もうひとつ発表されたのは高級イヤホン。厳密にはTechnicsはステレオインサイドホンと呼んでいるものですね。

復活してからのTechnicsはもっぱらハイエンドオーディオ(高級)ブランドとして売り出し中なので、本来出したかったのはこちらの商品かもしれません。

価格はイヤホンで12万円とかなり強気な値段設定。高級イヤホンの世界も、結構沼なので上には上がいるんですが、それでも10万円超えって結構すごいよね。

目玉としては「磁性流体」をドライバーに内臓しているところ。音声出力というのは、磁石とコイルで板を振動させることで音をつくりだしているのですが、コイル部分に磁性流体を充填しておくことで、振動板の動きがよりスムーズ/正確いなって、音の解像度が高まるとのこと。これはさすがに体験してみないと分からないけど、すごい技術ぶち込んできましたね。

音質の核となるドライバーには、理想的な駆動を実現する当社独自の技術を採用した、直径10mmの新開発のダイナミック型ドライバー「プレシジョンモーションドライバー」を搭載しました。高精度にコントロールされた新開発ダイナミックドライバーにより、臨場感や躍動感といった音楽のリアル感、演奏者のエナジーそのものを再現します。(Technics.com)

ただ、キャッチーなだけじゃなく、音の解像度が高まるただ断線したプラグを交換できる仕様になっていたり、かなり長期に渡って愛用することを前提とした、堅実な設計になっていることは間違いありません。

新生テクニクスはDJギアも充実する?

新しく生まれかわったTechnicsは高級オーディオラインナップしか出して来なかったので、もうDJが使うブランドではないのかな?と思っていましたが、先般のターンテーブル「SL-1200シリーズ」の復活といい、今回のDJ向けと銘打ったヘッドフォンの発売といい、舵をもとに戻しつつある印象。

いずれも11月発売とのことなので、11月になったらオーディオ屋さんでリスニングしてみたいと思っています。ちょっと楽しみ。

[dj01equipothers]

 

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