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つかこうへい原作で深作欣二が監督を務めた「蒲田行進曲」は京都撮影所の話なのに、なんで蒲田って名前がついてるんだろうとずっと思っていたのですが、実は原作は松竹の蒲田撮影所のことを言っていると、ついさっき知りました。しかも、蒲田って「蒲田市」だと勘違いしてて、いざ東京に来て調べてみたら大田区だった。
東海道本線の蒲田駅を降りてちょっと歩くと、かつて松竹の蒲田撮影所があった場所には一度工場が建ってから、現在は再開発地区になっていて、大田区民ホールとか富士通の研究開発ビルとかあったりします。
というわけで、本題は蒲田にあるクライミングジム。蒲田撮影所跡地からもう少し歩いて、呑川を越えて多摩堤通りに出たところにある「Krimp」というジムに行ってみました。
横断歩道の向かい側から見ると元コンビニだったと思われる1F部分が工事中で、一瞬ジムも閉鎖中かなと思いましたが、ジムは地下でした。お店のネームはそこまで派手じゃないので、見逃さないようにご注意ください。
地下への階段を降りていくと思っていたよりも広めな空間が。
行った日はお昼時だったのでお客さんは少なめでしたが、小学生らしく子どもとそのパパ、男性、女性、そして私の5人ぐらい。もちろん更衣室は男女別で、財布なんかをしまっておく貴重品物入れもあって、意外としっかりしている感じ。
クライミングウォールのほうは、A壁、B壁という名前ではなく、蒲田、大森といった感じで、たぶん京浜急行の主要路線をもじっているのではないかな?と思います。
東京のクライミングジムって山手線の外側にあるジムは、今の所どこのジムもチョーク完備なんですけど、これデフォルトなんですかね。いちいちレンタル料金をとらないのは、初めてきたひとに嬉しいポイントかなと思います。大阪と比べて小学生とかも多いからかもしれません。
こじんまりとしたジムだったので、ボテ課題はほとんどありませんでしたが、広さもお客さんの密度もちょうどええ感じ。使い込まれてチョークの粉でツルツルになってるホールドも少なく、全体的にフリクションが良いものが多かった印象。そのかわり、スネをこすると擦り傷が簡単に完成します。
過去の東京出張では渋谷や新宿のジムに行くことが多かったので、郊外のジムまで足を伸ばしたことはありませんでしたが、郊外も郊外でお客さんが程よい混み具合だし、駅から近ければいろいろチャレンジしてみても良いかもなあ、なんて思いました。
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