Q:DJ機材を買おうと思っています。オーディオインターフェースは必要ですか?
A:データDJ、PCDJ前提ならほぼ不要。
そもそもオーディオインターフェースとは
オーディオインターフェースとは、音声データをデジタル信号からアナログ信号へ変換したり、アナログ信号からデジタル信号へ変換したりするための機材。DJ以外でも楽曲制作をしている方であれば馴染み深い機材のひとつです。DJにとって必要なオーディオインターフェースは、①アナログ機材でPCDJできるようになるためのオーディオインターフェース、②DJミキサーやDJコントローラーから出力されたアナログ音声をPCなどの機材で録音するためのオーディオインターフェースに大別できるかなと思います。
①についてはDJソフトに応じて様々なものが出ていて、rekordboxであればINTERFACE 2。TRAKTORについてはTRAKTOR SCRATCH A6といった機材になります。
②についてはミキサー型のものが便利ですね。
オーディオインターフェースのスペック周りについてなど、細かい話については別記事にまとめているので、そちらもご参照ください。→ DJにオーディオインターフェースは必要?オススメのA/Iと接続について
最近のDJ機材のほとんどにはオーディオインターフェースが搭載されている
この質問への回答としては「ほぼ不要」ということになると思います。というのも、最近のDJ機材はパソコンと接続することを前提に設計されていて、USB接続でつなぐものが多いです。となると必然的に機材のなかで音声データをデジタル⇄アナログ変換することが必要になってくるので、なかにオーディオインターフェースの回路を内臓してしまってるんですね。もちろん高価格帯のプロスペックモデルになればなるほど、回路の品質も良いので音も良くなります。