コロナ禍のせいでDJやミュージシャンの公演が軒並み中止になっているらしく、YouTubeやInstagramでライブ配信を始めるひとも多くなってきました。ただ、プロのミュージシャンだけでなく、いろんな方がライブ配信デビューを目指しているのか関連機材が結構在庫切れを起こしている模様。需要ってこういうふうに変動するんだなって変な意味で感動してみたり。というわけで、YouTubeライブ関連で在庫チェックしておいたほうが良い商品をいくつかピックアップしてまとめておこうと思います(そのうち欲しい)。

ビデオキャプチャ

ビデオキャプチャはYouTubeでライブ配信を行うときには最低限必要な、基本機材。一眼レフ(もちろんミラーレス一眼も含む)カメラのHDMI出力端子などから映像を入力すると、パソコンで読み込みが可能なデータへ変換されて、高画質なライブ配信が可能になります。DJのライブ配信なんかだとシンプルな仕様のものでも問題ありません。いま買うならElgatoのCAM LINKあたりが一番オススメ。ただし入荷してから速攻売り切れてしまうので、まだまだ常時在庫チェックが必要かも。

CAM LINKはYouTuberとかには結構おなじみのガジェットなのでレビューもよく上がっていますね。

カメラからの入力を変換するだけであればCAM LINKで十分ですが、ゲーム配信なんかもやる場合は映像出力が分岐するタイプを使たほうがゲーム画面に遅延が起きないのでオススメ。僕の場合はCAM LINKのひとつ上のモデルを買いましたが、リモートワークの画質が超絶良くなったと好評。先日会社の先輩とZOOMで雑談しましたが、今となっては結構頻繁にが在庫切れをおこしているみたいです。

ビデオスイッチャー

次はビデオスイッチャー。ライブ配信を行うときに、カメラが1台だけであればビデオキャプチャのみで問題ありませんが、2台以上用意してカメラを切り替えたりしたいときには手元でカメラを切り替えるスイッチャーがあると便利です。本来はパソコン上の配信ソフトである「OBSStudio」とかでも切り替えられるものですが、直感的に操作できたほうが配信はスムーズ。

ビデオスイッチャーは本来業務用のものが多くて本来は10万~100万円とかするものが多いですが、最近は民生用の安価なモデルが結構リリースされていて、最近の注目ガジェットでいうと映画撮影用のカメラや編集ソフトを開発しているBlackmagic Designの「ATEM mini」シリーズ。このシリーズももともとは業務用で、TV局とかに納品されていた機材ですが、YouTubeなどの一般用途向けにコンパクトになってかなり安くなりました。このモデルもYouTuberにはけっこう人気。

「ATEM mini」「ATEM mini Pro」という2種類がありますが、どのショップでも入荷した瞬間売れていく感じですね。僕も割とチェックしてるほうですが、数時間で売れてしまってる感じします。

Blackmagic Design以外のブランドだとROLAND。1年前ぐらいに初めて知りましたが、ROLANDのほうは結構高級品。ただこちらも品切れ気味ですね。

ROLAND製品は瀬戸さんが結構レビューしてる印象。たしかV-02HDも速攻レビューしてましたね。

ウェブカメラ

あとはウェブカメラもかなり品薄気味。流石にDJ配信のために新しく一眼レフを買ったりするひとは少ないみたいで、ウェブカメラで代用するケースが多いのかも。さらに書くと、リモートワークでパソコン付属のカメラが低画質で困っているひとが、USBカメラを購入しているケースも多いみたいですね。

今後は芸能人のYouTuber化も

最近では普段TVに出演していたタレントが、仕事が無いためYouTuber化していくことも多いらしく、どんどんライブ配信用の機材が枯渇していくのではないかなと思います。一方でこれだけ需要があるとなると、今後は高品質で低価格な商品も続々と開発されていくことも期待できるかなといった感じ。いずれにせよ、今回紹介した周辺機材は見つけ次第ポチっておいたほうが良いかもしれません。

 

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