DJコントローラーを買ってDJデビュー!とは言うものの、DJソフトは今もっているパソコンでも大丈夫だろうか?そう思っているひとは多いんじゃないでしょうか。特に音楽業界ではパソコンのOSをMicrosoftのWindowsにするべきか、はたまたAppleのMacOSにするべきか、長年論争があったりもします。今日は、ぶっちゃけどちらにすべき?という方向け話。

管理人はWin→Macへ移行して10年

僕の実家はパソコン自作派なので、実家のパソコンは長らくWindowsでした。なので、大学進学で一人暮らしを始めた頃に買ったパソコンもWindows。Macを初めて買ったのは社会人になってから。なので、僕はどちらのOSも経験済み。

しかも大学時代の僕はSONARという音楽制作ソフトを使っていたので、どちらのOSもまあまあ使い倒しているほうです。

OSによるDJソフトの機能差はほぼ無い!

パソコンのOSというのは不思議なもので、主義主張というか思想性すら帯びる代物。Windows使いのひとはずっとWindowsを使い続けるし、Apple信者のひとはずっとAppleを使い続けるものですよね。すでにDJデビューしている先輩に聞いても、大抵は自分の使っているOSを答えるはず。実際はどうなんでしょうか?

僕の結論としてはどちらでも良い、というのが持論ですね。最近のDJソフト御三家はどれも両OSに対応しているので基本的にはどちらのOSを選んでも問題は無いと僕は考えています。

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Adobeのデザインツールなどを使うクリエイティブ系のオフィスではMacを使うことが多い、とか何とか言われることもありますが、僕の勤めている会社のデザイナーさんはWindowsでPhotoshopやIllustratorを使っているひとはかなり多いので、それも結構眉唾ものかなあと思ったりしていますね。スペックだけ比較するとデスクトップならWindowsのカスタマイズPCとかのほうがよっぽど価格も安いです。

ただしMacBookユーザーは多い!気がする

ただ、やっぱり現場のDJブースを見てみるとMacBookPro派のひとは多いように思います。実際僕もここ10年はずっとiMacとMacBookProを使っています。

理由はいくつかあって、MacOSの場合付加的な機能がとても便利だということ。例えば普段使っているiTunesなんかはiCloud対応なので、アカウントさえあれば別の端末で同じ曲を楽しむのも簡単。容量を追加すれば普段仕事で使っているファイルのやりとりなんかもクラウドで簡単に対応できます。もちろんWindowsでも可能ではあるのですが、OSレベルでつながっていることのメリットはかなり大きい。

あとキーボートとトラックパッドですね。新しいMacBookProではToutch Barが付いているのですが、音楽を聴きながらAdobeのツールで編集をやっていたりとマルチタスクをこなしているときに、このタッチバーはものすごく便利。

あとはMagic Trackpad。iMacのトラックパッドを導入してから、もう家でもオフィスでもマウスを使うことは一切なくなりました。簡単なデザインなんかでもマウスを使う必要がほとんどありません(僕の場合)。1本から4本まで、指でトラックパッドをなぞるだけでいろんなタスクをスムーズに処理できるのはとても心地よい。

DJにMacBookユーザーが多い理由

ここからは予想ですが、DJのMacBook率が高い理由っておそらく使い心地っていうハードウェア的な問題なのかなと思います。

機能的には全然Windowsでも遜色ありませんが、ハードウェアとしての使い心地に関して言うと、Apple製品(iMacやMacBookPro)のほうが段違いに良い。DJというのはいかにスムーズにいろんな機材を操作できるか?という志向性をもったひとが多いので、結果的に操作感の良いApple製品を選んでしまうのが、DJの性なのかもしれません。

 

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