前回5級を通過した「DJ検定」ですが、新たにLINEアカウントから通知が送られてきました。なんと4級の試験を開始するそうです。しかも合わせて対策テキストを販売開始されるという内容。これはネタとして買っておくしか無いだろ!というわけで、買ってみました。
購入方法はオフィシャルサイトの購入ボタンを押して、クレジットカードで購入できました。後日ダウンロードリンクが送られてくるみたいなので、何かニュースになりそうだったら記事にでもしたためてみたいなと思ってはいます。
ウェブサイトも更新されていて、今後発表になるであろう級ごとに必要となる内容も、簡単にではありますが記載されています。せっかくなので簡単に表にまとめてみました。
5級 | 4級 | 3級 | 2級 | 1級 | |
内容 |
DJについての基礎知識を有する。 |
DJについてより広い知識を有する。 |
DJ機材の操作についての基礎的な技能を有する。 |
DJ機材、音楽についての深い知識と技能を有する。DJ協会認定スクールの講師資格を得る。 | DJ技術を広く指導出来る技能を有し、DJ協会認定のスクールが開講出来る。提携レーベルからDJ MIX配信の権利を得ることが出来る。 |
試験方法 | Web上 | Web上 | 提携スクールでの受講・実技試験 | 提携スクールでの受講・実技試験 |
提携スクールでの受講・実技試験 |
試験内容 | ・DJにまつわる共通言語を知る ・DJにまつわる最低限の音楽知識やDJ機材や機能の名前を知る |
・DJ機材の基礎知識や機能の理解 ・音楽/DJ用語の基礎知識の理解 ・DJの歴史 |
・DJ機材の応用知識やテクニカルな機能の理解(アナログ、CDJ、コントローラー) ・音楽/DJ用語のテクニカルな知識や、やり方の理解 ・機材接続(実技) ・DJミックスのスキル(繋ぐ、カットインなど)/実技 |
・DJ講師としての知識とスキル ・DJの歴史 ・DJミックスのスキル(EQの活用含む)/実技 |
・日本DJ協会の認定DJによる審査/実技 |
次に公開される4級までは、ウェブでの座学っぽい感じ。それ以降は筆記試験というより、DJスクールでの講座受講と実技という組み合わせになりそう。とはいっても、2級でやっとEQ活用とかの単語が出てきているところを踏まえると、2級までは割と簡単そうですね。そして1級になるとスクール開校やDJミックスにお墨付きをもらえるという感じになりそうです。
DJ協会からのメッセージでは、4級の対策テキストが合わせて発売された模様。実質的にはこれが教科書ということですね。
普通に営業しているDJであれば、機材まわりの理解や実技に関しては、そう問題ないんじゃないかなと思いますが、DJの歴史関係の話題に関してって結構ディープな話なので、当ブログを頼りにしてもらえると嬉しいなと思います。
- シリーズ「How to Playと What to Play」はじめに
- DJたちとパーティがはじまる、その前の歴史
- 朝霧JAM’17でCarl CraigのDJ見て思ったこと
- ダンスミュージック年表 -サンクチュアリーからハウス、デトロイトテクノまで-
- 音楽が鳴りはじめ、ダンスが生まれる
- 【名作10選】DJ必見のデトロイトテクノ・ドキュメンタリー
- DJ時代の幕開けから、PARADISE GARAGEまで
- DJ, Artist, CLUBで繋がるHOUSE MUSICの歴史(前編)
- DJ, Artist, CLUBで繋がるHOUSE MUSICの歴史(後編)
1級まで試験できるようになったら、試験対策なんかの話題にも触れていきたいです。4級突破お楽しみに。